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温泉好きが宿を選ぶ時に重視しているポイントTOP3、3位料理、2位価格、1位は?

2024.09.09

温泉宿の電話予約サービスやシニアマーケティング支援事業を提供する株式会社ゆこゆこは、昨年に続き「2024年細かすぎる温泉の実態調査」を実施。9月9日の「温泉の日」を前に、結果をグラフにまとめて発表した。

この調査は、一般生活者が温泉や温泉宿に対してどのようなことを考えているのか、どのような習慣があるのか、といった実態を明らかにすべく、2023年から実施されている。

今回は、そんな調査結果を踏まえ、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏と、同社広報で温泉ソムリエの高野 亜理沙さんの解説やコメントも紹介する。

最も温泉に行きたくなる季節、「冬」が44.0%で最多

夏の暑さが落ち着き、涼しい季節に移り変わると温泉に行きたくなる人も多いのではないか。「最も温泉に行きたくなる季節はいつですか?」という質問に対しては「冬」が44.0%、「秋」が21.4%、「春」「夏」がそれぞれ2.3%という結果が出た。

その一方で「特に季節のこだわりはない」と回答した人も30.1%に上っている。

■温泉に求めるものTOP3は「癒し」「リフレッシュ「健康」

「温泉に求めるものはなんですか?上位3つを教えてください」という質問に対しては、1位 「癒し(79.6%)」、2位「リフレッシュ(64.3%)」、3位 「健康(31.4%)」という結果になった。

多くの人が日常生活のストレスや疲れを解消するために温泉を訪れ、「癒し」や「リフレッシュ」を求めているようだ。また、健康維持や改善のために温泉を利用するという回答も一定数あった。

<航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏による解説>
現代人は仕事や家事、人間関係などさまざまな場面で疲れを感じています。そんな中、近年は温泉旅行を「非日常」ではなく、日常の延長にあるリフレッシュの手段の一つとしてカジュアルに楽しむ感覚が広がっています。

そのため、気軽に温泉に浸かっておいしい食事を楽しみ、何も考えずにリラックスしたい、癒されたい…というニーズが強いのではないでしょうか。そうしたニーズを背景に、今後のトレンドではより「プライベート感」が重視されていくと考えられます。

例えば他人と顔を合わせずに入浴できる客室風呂付きの部屋や、部屋数が少なく宿泊人数が限られる小規模な宿など、自分だけの空間を楽しめる宿への注目がさらに高まっていくものと予想されます。

温泉に入った後に「上がり湯」をしますか?(SA)

「温泉に入った後に上がり湯をしますか?」という質問に対しては、上がり湯を「する」と回答した人が58.3%、「しない」と回答した人が41.7% という結果になった。

「する」派からは、「菌や汚れが気になる(30代女性)」「温泉成分を体に残したくない(60代女性)」 と、肌を最後にリセットしたいという声がある一方、「しない」派からは「必要性を感じない(20代男性)」「温泉成分を残しておきたい(40代女性)」「習慣にない(50代男性)」という声が寄せられている。
※ここでの「上がり湯」とは、浴室から出る前に、シャワーや水道水など温泉成分のないお湯で体を洗い流すこと。

<ゆこゆこ広報 高野 亜理沙さん(温泉ソムリエ)コメント>
温泉ソムリエとしては、「上がり湯」をすることをおすすめします。泉質によって、成分が残ったままだと肌や髪に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

特に酸性泉や硫黄泉などの刺激の強い温泉は、温泉成分の含まれないお湯で完全に洗い流したほうがよいでしょう。逆に、刺激の少ない肌ざわりの良い温泉であれば温泉水で上がり湯をすることもできます。

温泉が出ている湯口があれば、そこから桶で新鮮な温泉を汲んでタオルを浸し、そのタオルで体を拭いてください。

皮膚に付着した温泉の膜を保つことができ、入浴後3時間ほどは皮膚からの温泉成分浸透効果が持続します。温泉成分を確認したうえで、この「温泉ソムリエ流・上がり湯」もぜひお試しください。

■露天風呂と屋内風呂、どちらから先に入りますか?(SA)

温泉に入るときに「露天風呂と屋内風呂のどちらから先に入りますか?」という質問では、「露天風呂」派が48.8%で、「屋内風呂」派が51.2%と全体がほぼ半分に2分される結果となった。

「露天風呂」派は「季節折々の景色を楽しめる(20代女性)」、「開放感に浸りたい(60代男性)」と自然や露天風呂の広々とした開放感を先に味わいたいという考えがみられた。

一方で、「屋内風呂」派からは、「まず体を温めたい(20代男性)」や「ルーティンだから(30代女性)」などの声があがっている。

<ゆこゆこ広報 高野 亜理沙さん(温泉ソムリエ)コメント>
季節や気温にもよりますが、できれば「屋内風呂」に先に入る方がよいでしょう。外気にふれて体が冷えている状態から急に熱いお風呂に入ると、血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞などの危険性があります。

まずは屋内風呂で体を温め、その後露天風呂に入ることをおすすめします。

■温泉に入っているイメージのある動物を教えてください(SA)

皆さんは温泉に入っているイメージのある動物と聞いて、最初にどんな動物を思い浮かべるのだろうか?

「温泉に入っているイメージのある動物を教えてください。」という質問の回答結果は、「猿(68.9%)」、「カピバラ(24.3%)」、「たぬき(2.2%)」、「犬(1.5%)」、「熊(0.9%)」、「鹿(0.6%)、きつね(0.6%)」、「その他(0.9%)」という回答順になった。

最も温泉に入っているイメージのある「猿」は、雪景色の中で温泉に浸かる姿がメディアや観光ガイドブックで頻繁に紹介されており、印象に残っている人も多いのでは。「カピバラ」は動物園で冬の期間に温泉に入るイベントが開催されることもあり、近年注目を浴びている。

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