日本最大級の留学メディア・留学エージェント「School With」を運営するスクールウィズは、2024年度版の国別・留学費用の実態調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
1か月あたりの留学費用が最も高い国はアメリカで104.1万円
2024年8月現在、日本から各国に留学する場合、1か月あたりの費用相場(授業料、学校支払い諸費用、滞在費など含む)は上記の結果になった。
1か月あたりの留学費用が最も高い国はアメリカで104.1万円。深刻な円安の影響により、留学費用は全体的に上昇しているが、なかでも欧米諸国は授業料も高く、費用が高額になる傾向だ。
一方、フィリピンは留学費用が最も安く、1か月あたり42.3万円。アメリカの半分以下であり、2番目に安いオーストラリアと比べても約20万円安いことがわかった。
■フィリピン:人気のセブ島は43.5万円。比較的安いのはバギオで37.1万円
近年人気が高まるセブ島は1か月あたり43.5万円だった。また、地方都市ではさらに費用を抑えることができ、フィリピンのなかで比較的安いのはバギオで、1か月あたり37.1万円になる。
フィリピンは欧米に比べて物価が安く、授業料や滞在費を大幅に抑えることが可能。近年日本からの留学先として人気が高まっている国の一つだ。
■オーストラリア:ブリスベンは63.9万円と国内60万円台で留学可能
フィリピンに次いで留学費用が安いオーストラリアでは、ブリスベンは63.9万円、メルボルン64.8万円、シドニー66.6万円となっている。
オーストラリアは授業料が比較的安く、いずれの地域においても、1か月あたりの留学費用は60万円台に抑えられている。