イベントやライブなど推し活をするのに遠征はつきもの。では、推し活遠征する際に使われている交通手段は、どのようなものが多いのだろうか。
駐車場予約アプリ「アキッパ(akippa)」(以下、アキッパ)を運営するakippaは、アキッパユーザーを対象に推し活と移動に関する調査を実施したので、その結果をお伝えしよう。
9割以上が推し活で移動を経験!主な交通手段は「車」が多いが、公共交通機関も併用
まず「推し」はあるか質問したところ、推しの有無はほぼ半数ずつとなったが、「ある」(52.0%)がわずかに多い結果となった。
続いて「推し」が何かを聞いたところ「歌手・音楽アーティスト」(46.5%)、「スポーツ選手・チーム」(41.8%)が上位を占める結果に。「その他」(22.6%)には、家族やペットを挙げる人もいた。
推し活で訪れたことがある場所を質問したところ、推しがある人の半数以上が「ライブ・コンサート」(52.6%)を訪れたことがあることが判明。
一方、「どこかを訪れることはない」はわずか9.3%で、9割以上の人は推し活で移動をすることがわかった。
推し活関連の移動で訪れる地域について聞いたところ、「居住する都道府県」(65.2%)、「居住する都道府県の近隣県」(65.1%)がほぼ同数という結果に。
また、「居住地から離れた都道府県」(46.4%)も半数近くおり、推し活での移動は居住地を中心とするものの、場所を問わず訪れることがあるということがわかった。
推し活での移動に利用する交通手段は、「車(自分が運転)」(72.9%)が最も多い結果となり、次いで「電車」(52.0%)が半数を超え、多い結果となった。行き先や同行者などによって交通手段を選択しているようだ。
また、「新幹線」(29.1%)、「飛行機」(19.8%)、「高速バス」(11.6%)も選択されていることからも、推し活で遠征をする人が一定数いる様子が伺える。
最後に、推し活の移動での困りごとを聞いたところ、「駐車料金が高い」(56.1%)、「駐車場がない」(51.3%)、「駐車場が満車」(49.5%)と駐車場に関する困りごとが上位3位を占める結果となった。
駐車場問題は推し活の移動における大きな困りごととなっていることがわかる。
アキッパはこれまで、大型フェスにおける公式駐車場運営や、プロスポーツクラブと連携してスタジアム・アリーナ周辺の駐車場不足や交通混雑の緩和に向けた取り組みを行ってきた(※1)。
今後も駐車場を通じて人と人、人と体験が会う手助けをし、リアルの”あいたい”をつないでいくとのこと。
※1 アキッパのイベント・スポーツクラブ・自治体との提携事例
調査概要
調査主体:akippa株式会社
調査方法:アンケート調査
エリア:全国
有効回答数:23,018
対象:アキッパユーザー
調査対象期間:2024年6月7日(金)~2024年6月14日(金)
※akippa株式会社調べ
構成/Ara
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