DIME MAGAZINE
新しいモジュール構造などブランド95周年モデル「Beoplay H95」を全面的に改良
Bang & Olufsenからワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデルとして、「Beoplay H100」が発売された。価格は22万9900円（税込）。
ブランドの95周年を記念して登場した「Beoplay H95」をベースに開発されたもので、2025年に迎える同社100周年に向け、新モジュール構造、比類のない高音質、卓越したノイズ・キャンセリング、同社のデザインアイコンに基づく美しいデザインなど、すべての分野で改良が加えられた最新モデルとなっている。
その主な特徴は以下のとおり。
■ACOUSTIC：素晴らしい音を堪能するために必要な“静寂”を提供する機能
40mmのカスタムメイド・チタニウム・ドライバーをエレガントなアルミニウムグリルに収めたBeoplay H100は、Bang & Olufsenが誇るトーンマイスターがチューニングした高品位のサウンドを提供する。
サウンドエクスペリエンスを向上させるため、チームは同社のフラッグシップスピーカーBeolab 90で培った専門知識と原則を活用することで、新しいヘッドホンを誕生させたという。
＜圧倒的なサウンド＞
Beoplay H100は、USBオーディオ経由で最大96kHz/24ビットのハイレゾサウンドを実現。そしてBang & Olufsenの新しいアダプティブ・オーディオ・プロセッシングEarSenseの導入により、装着者のフィット感に合わせてサウンドをリアルタイムに調整して、完全パーソナルなリスニング体験を提供する。
＜空間オーディオでより自然に聴こえるリスニング体験＞
Dolby Atmos、最先端の空間オーディオ処理、ヘッドトラッキングに最適化されたBeoplay H100は、より自然に近い音場空間を創出する。
＜喧騒オフ、没入感オン＞
Beoplay H100は、入念に設定された10個のマイクを搭載。同社の最先端ノイズ・キャンセリング機能とトランスペアレンシー・モードを提供する。
＜装着を自動的に検知＞
Beoplay H100は、装着を自動的に検知。装着すればそれだけで準備完了となり、電源ボタンを探して押す必要はない。
＜簡単な切り替え＞
ボタンやジェスチャーでTrueTransparencyを有効にすれば、まるで最初からヘッドホンを装着していなかったかのように、音楽から外の世界へ簡単に移動できる。
＜コントロールのカスタマイズ＞
Bang & Olufsenアプリを使用して、ユーザー・インターフェースを好みに合わせてカスタマイズすることが可能。
＜急速充電＞
5分の充電で最大5時間の再生、フル充電時は最大34時間の再生を達成している。
■DESIGN：快適さを超えたデザイン
Beoplay H100の側面はシルクのように滑らかで、表面はアルミ素材と傷がつきにくい硬化ガラス製のタッチインターフェースを採用している。そして精密なハプティック・ダイヤルとボタンにより、すべての重要な操作に簡単にアクセスできる。
新しい取り外し可能なインナーヘッドバンドは、ニット・テキスタイルできめ細かく包まれ、人間工学に基づいて設計されており、一日中通気性と快適さを提供する。
Beoplay H100は、タイムレスな3つのカラーバリエーションInfinite Black、Hourglass Sand、Sunset Apricotをラインアップ。
Infinite BlackはBang & Olufsenのクラシックなデザイン美学を反映した色合いで、深みのあるブラックレザーとナチュラルトーンのアルミニウムのコントラストが特徴。Hourglass Sandはスカンジナビア風のトーン・オン・トーンのアプローチで、Sunset Apricotは明るいブロンズ色のアルミニウムがレザーの温かみのあるピーチトーンに映える。
■CRAFTSMANSHIP：Bang & Olufsenの技術を集結
Beoplay H100は、最高級の素材を使い、必要な場所でより豊かできめ細かなサウンドを提供する。
左右に分かれた2つのDSPとチタン製のドライバー、そして3Dフォームを新たに採用したインナーバンドは、ユーザーに豊かなリスニング体験を約束してくれる。
ソフトなラムスキンレザーで覆われたイヤパッドクッションも、またその向き（L・R）を編み込んだ新しいアイソレーターもサウンドと同様に快適な装着感提供するために改良されている。
軽量で高級感のあるレザーケースは、旅行や移動中でもスタイリッシュかつ便利な携帯性を発揮。
Beoplay H100をポーチの外に出して装着していないときは、低電力モードになり、装着時に起動できる状態を維持したまま、最大90日までスタンバイの状態で保つことができる。ポーチに収納すると、ヘッドホンの電源は完全にオフになり、1年以上のスタンバイが可能だという。
また「ゆりかごからゆりかごまで」の原則に基づく設計により、Beoplay H100には長寿命化に必要な要素が組み込まれている。
例えば、最も磨耗や破損にさらされるインナーヘッドバンドとイヤパッドクッションは簡単に取り外しができるように設計されており、ユーザー自身でこれらのパーツを交換することができる。
また大幅に刷新されたヘッドホンのデザインにより、サービスチームがバッテリー、ガラス面、ドライバー、回路基板などの主要部品を簡単に交換できるため、製品を長く愛用できるという。
そして同社のMozartソフトウェア・プラットフォームにインスパイアされたBeoplay H100のソフトウェアはアップグレードが可能。Bang & Olufsenは、ワイヤレス・ハイレゾ・オーディオや3-Device Multipointなどの新機能を今後搭載する予定だ。
「Beoplay H100」の主な仕様
ドライバー／エレクトロダイナミック型40 mm チタンドライバー
再生周波数帯域／10Hz–40kHz（ hi-res mode）
感度／103 dB SPL（ 1 kHz / -3 dB FS）
再生可能時間／
・ANCを使用した場合のリスニング時間：32時間
・空間オーディオとヘッドトラッキングを使用した場合のリスニング時間：30時間
・通話時間：最大22時間
バッテリー／520 mAh×2
電源供給／USB-C端子
所用充電時間／約1時間、最短充電時間：5分で5時間再生可能
接続／Bluetooth 5.3、USB-C port、マルチポイント（同時接続） 2台（ 2025年中に3台まで対応予定）
Bluetoothコーデック／SBC、AAC（2025年中にワイヤレスハイレゾコーデックに対応予定）
認証規格／Google Fast Pair、Made for iPhone（MFi）、Microso” Swi” Pair Optimized for Dolby Atmos、Hi-Res
マイク／MEMS×4、MEMS×4、ANC、フィードバックマイク×2（ 左右合計10基）
サイズ ／
収納時：幅180～198×高さ196×奥行き56～77mm
展開時：幅188×210～高さ220×奥行き56 ～7mm
質量／本体：375g、ケース：350g
カラー／Infinite Black , Hourglass Sand, Sunset Apricot（全3色）
関連情報
https://www.bang-olufsen.com/ja/jp
構成／清水眞希
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