DIME MAGAZINE
コウチワタルのMONO ZAKKA 探訪
家族旅行をスマートにする、収納力抜群の革製パスポートケース『HIGHCAMP/パスポートケース』
年齢や家族構成が変化するのに連れて、持ち物の中にも変化を求められるものがある。パスポートケースもそのような持ち物の1つではないだろうか。一人旅行のうちは自分のパスポートだけの管理をしておけば良いのだが、家族ができる、特に子どもが生まれると子どもの分のパスポートの管理も併せてする必要があるからだ。子どもの分のパスポートも纏めて収納でき、かつデザインにもこだわったパスポートケースを探している人にとって、今回紹介するパスポートケース『HIGHCAMP/パスポートケース』はその答えになるかもしれない。私自身、実際に購入してみた感想も含めて今回はこのパスポートケースを紹介していく。
『HIGHCAMP/パスポートケース』とは
『HIGHCAMP/パスポートケース』はHIGHCAMP FACTORYが製作・販売するパスポートケースである。HIGHCAMP FACTORYでは日々の生活の中で「あったらいいな」「ここにしかない」を形に製作した作品を手掛けているとのことで、他店では見かけない作品を日々試行錯誤しながら製作しているとのことだ。
このパスポートケースもまさにそのような製品の1つで、搭乗チケットや半券、キャッシュ、滞在先ホテルの情報、メモ、名刺、クレジットカードなど海外旅行に必要な物をまとめる事ができる、ソフトオイルレザーを使用したパスポートケースとなっている。
『HIGHCAMP/パスポートケース』の特徴
◆旅の相棒を育てる楽しみを味わえる革製品としての魅力
本製品にはソフトオイルレザーが使用されている。
革に関するこれ以上詳しい情報は公式サイトでも触れられていないものの、実際に手にとってみた印象としては天然革としての風格はきちんと感じることができ、革製品が好きな人でも満足できる仕上がりになっている印象だ。「ソフト」と言うだけあって革自体は非常に柔らかく、中身が入っていない状態では自身の重みでしなるほどである。
この点は人によってはポジティブにネガティブにも捉える可能性があるが、個人的には旅行で用いるアイテムとしては硬すぎて融通が利かないよりは柔らかい方が良いのではないかと考えている。例えばパンツの後ろポケットに収納する際も、この通り柔らかいからこそストレスなく収納することができる。
本製品では最大10文字までの名入れ刻印サービスにも対応しており、私の場合は自身の好きな言葉である「夜明け前」を英文字で刻印してもらっている。
刻印可能な文字はアルファベット（大文字・小文字）と数字、一部の記号となっており、日本語には対応していない点、中央寄せのみで左寄せや右寄せの対応は受け付けていない点には注意が必要だ。フォントも固定されているため、デザインの点で刻印することに抵抗を感じる場合はいっそ刻印を省略するのも良いだろう。
◆家族の分のパスポートまで収納可能な実用性の高さ
本製品を開くと3つのポケットが設けられていることが分かる。
例えばこれ、自分だけのパスポートとして使用する場合は、右側下半分のポケットにパスポートの裏表紙を挟みこむように収納して、上半分のポケットにはクレジットカード等を、左側のポケットには紙幣や航空券を収納するのが使用例となる。
なお、本製品にはペンホルダーも用意されているが、厚みが増してしまうのと、本体が変形してしまうのを避けたい私としては使用しないままいくつもりである。
一方、もし子どもの分のなど2つのパスポートを収納したい場合は、右側下半分のポケットを使用し、1つ目のパスポートの下に収納するのが想定される使用法だそうである。
「これでは2つ目のパスポートはいちいちケースから取り出さなくては見られないではないか」と思うかもしれないが、そもそもパスポートを空港で使用する場面ではケースは外すことが原則となっている。ケースをつけたまま使用するわけではないので収納することさえできれば良く、このような構造では何ら問題はないと割り切ることができる。同様に、もし3冊目のパスポートも収納したいとなった場合は左側のポケットをすることになるだろう。
本体のサイズは航空券を折りたたむことなく収納できる大きさとなっており、この点も私は気に入っている。一般的なパスポートケースはパスポートのみを収納することを想定してコンパクトな造りとなっているものが多いが、パスポートが必要な旅行には航空券の存在は付きものである。やむなくパスポートケースに航空券を挟んで携帯しているが、見栄えも良くないし、そもそも落としてしまうのではないかという不安が付きまとう。その点、航空券まで余すことなく収納できるこの 『HIGHCAMP/パスポートケース』であればそのような心配はない。
『HIGHCAMP/パスポートケース』を購入するには
『HIGHCAMP/パスポートケース』のカラーラインナップはブラック、キャメル、ブラウンの3色で、今回紹介したものはブラウンに当たる。ご覧頂いてお判りのように、自然光下で見てもかなり落ち着いた明るさに抑えられているので、ブラックでは無難すぎたり暗い印象になることを気にする場合はブラウンも選択肢に挙がるだろう。価格は税込み7,480円だが、2024年8月31日時点では期間限定セール価格として6,980円で販売されている。購入はハンドメイド製品のマーケットプレイス「Creema」から行うことが可能だ。
■関連情報
https://www.creema.jp/item/16093532/detail
文／Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき！」と言ってしまうモノ達を紹介！
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