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鋭い加速が気持ちいい!BYDのEVスポーツセダン「SEAL」が欲しくなった7つの理由

2024.09.05

理由5:グングン加速するから運転がラク。コーナーリングも滑らか

「BYD SEAL」を動かしてみましょう。

同車に搭載されたモーターは、最高出力が230kW/312PS。トルクは360N・mあります。

車両重量は2100kgと、バッテリーを搭載する分の重量がありますが、しかし、モーターの力強いトルクにより、アクセルを踏んだ瞬間からグングン加速します。

そのため、信号などで停止してもダッシュをきかせてクルマの流れをリードし、あとはゆったりとクルーズする、そんな大人の走りができます。

ハイブリッド車を運転することが多いのですが、「BYD SEAL」の加速性能は別次元。ほかのクルマの動きをあまり気にしなくて済むので、とにかく運転が楽です。

そして、「BYD SEAL」は2920mmと、全長4800mmに対して長いホイールベースを持ちます。それにより直進安定性が優れていて、高速道路での移動で心おだやかに運転できます。

ホイールベースこそ長いですが、ボディとブレードバッテリーを一体化した「BYD SEAL」はボディのねじり剛性が高く、しかも、バッテリーがフロア下にあるため低重心。さらに、フロント:ダブルウィッシュボーン、リア:マルチリンク式のサスペンションにより、コーナーリングは軽快です。

そして、ステアリングアシストはコンフォートとスポーツに切り替え可能。

さらに、ブレーキアシストもコンフォートとスポーツで切り替え可能。

両機能をスポーツに切り替えると明らかに重厚感が増して、高速走行時の安心感を高めてくれます。

理由6:バッテリー持ちが良い。エアコンを使っても長く走れる

加速に優れ、走行性能も高い「BYD SEAL」ですが、そうなると気になるのが、走行距離です。

WLTCモードによる計測で、「BYD SEAL」は640kmの一充電走行距離を可能にします。

充電ケーブルはリアのトランクスペースのフロア下へ格納されています。

下の写真は、ステアリングホイール奥にセットされたメーター。89%の充電残量があり、残り554kmが走行の目安と示しています。

撮影当日は8月の残暑下。外気温は36度のため、エアコンとシートベンチレーションは欠かせませんでした。そのためバッテリー消費が不安でしたが、想像よりも消費量は抑えられていました。

一般道と高速道路を合わせて80kmほど走行したところ、上の画像の通り、直近50kmの走行での消費電力は、メーター読みで14.8kWh/100kmでした。

「BYD SEAL」の搭載するバッテリー量は82.56kWhとなっており、消費電力から走行距離を計算すると……

82.56kWh÷14.8kWh/100km=557.837km

となりました。

カタログ値の640kmには及びませんでしたが、それでも測定値とカタログ値の差は87.1%。エアコンをガンガン使い、都内の一般道の渋滞と高速道路を走っての結果としては、十分満足できる数値ではないでしょうか?

加えて、「BYD SEAL」はスマート充電や、

回生ブレーキの強さの切り替えなどが、タッチスクリーンで簡単に設定できます。

平均電力消費量の表示なども細かく目視できるので、バッテリー持ちが気になるドライバーにとって、安心できるクルマとなっています。

理由7:この走り・装備で528万円は…バーゲンプライスかも

さらに、日本仕様として、アクセルペダル誤操作防止装置も装備。

加えて、メンテナンス時期を教えてくれたり、自己診断システムを搭載するなど、整備面もしっかり考えられています。

強力なモーターが生み出す鋭い加速性能と、高いコーナーリング性能。さらに、快適装備を惜しみなく投下した、上質なセダンの価格は、528万円……。

これって、もはやバーゲンプライスと言えるかもしれませんね。

結論:もっともっと売れてもおかしくない。EV食わず嫌いこそ一度乗ってみて!

ここまで、「BYD SEAL」を試乗してきました。

「BYD SEAL」の0-100km加速は5.9秒。もちろん、セダンとして考えれば十分速い値ですが、その数値以上に、ガソリン車と比べると引いてしまうくらいの猛ダッシュを低速域で実現します。

そして、その低速トルクはドライバーの心に余裕を生み、運転がとてもラクになります。

ワクワクの試乗を終え、自己所有のハイブリッド車に乗り替えたところ、いつもは低速トルクがあると思っていた自車が、「ちょっと低速が弱いかも……」と感じてしまいました。

BEVに乗ると、レシプロエンジン車が「古い世代のクルマ」と感じてしまうことがあります。「BYD SEAL」はとても静かで速くてスムーズ……一度乗ると、手放したくなくなります。正直、「欲しい……」と思ってしまいました。

日本は今、セダン市場に勢いが無く、「BYD SEAL」の販売計画も抑え気味です。

しかし、実力は想像以上です。もし、電気自動車を〝食わず嫌い〟しているのなら、ぜひ一度、「BYD SEAL」を試乗してみてください。

クルマの進化に驚き、今まで自分が乗っていたクルマを古く感じたなら……あなたはBEVの「BYD SEAL」が持つ、最先端のクルマの魅力から、もはや逃れられなくなっているはずです。

取材・文/中馬幹弘

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