お互いの体のことも理解し合えるパートナーシップを
D:第1回のイベントでは「セルフラブ」をテーマに掲げていましたが、今回は「セルフラブ+ボーダーレス」。開催にあたり、RIKACOさんも「性別や年齢層、バックグラウンドにかかわらず、このイベントを通じてセルフラブの本当の意味を見つけ、ボーダーレスな価値観を育むことで、誰もが自分らしく輝けるライフスタイルを築くきっかけになれば」とおっしゃっていました。女性だけでなく男性にも、今回のようなイベントにもっと参加してほしいですね。
R:おっしゃるとおりです。そこで今回は、一般社団法人フェムメンズクラブにも出展いただきました。彼らは女性特有の健康課題をよく理解し、女性を支援できる男性を「フェムメン」と称し、フェムメンの普及を通して女性が働きやすい環境づくりと真の男女平等を目指している団体。素晴らしい取り組みだと思います。
パートナーシップや家族にとって、お互いを理解するのは不可欠なこと。そこには、相手の体への理解も含まれるはずです。男性にだって更年期症状は起こり得るわけですし、デリケートゾーンの悩みやステージの変化から来る心の不調などについて、性別や年齢を超えて話し合い、わかり合うことが当たり前の世の中をつくっていきたいですね。
D:最後に、今後の展望についてお聞かせください。
R:誰もがボーダーレスに楽しめる「LOVE GIVES LOVE Gathering」へとさらに成長していきたいです。次回はフェス形式で開催できたらいいですね。例えば、音楽ライブにファッションショー、ビオワインをテイスティングするワークショップとか……想像するだけで楽しそう! まだまだ発展していきますので、引き続きご注目くださいね。
取材・文/志村香織