ライフスタイルブランド「LOVE GIVES LOVE(ラブ ギブス ラブ)」をプロデュースし、ウェルビーイングな生き方を提案するRIKACOさんが主催するイベント「LOVE GIVES LOVE Gathering(ラブ ギブス ラブ ギャザリング)」。その第2回が7月に2日間にわたり開催された。今回もオーガニックコスメの第一人者である吉川千明さんをエグゼクティブサポーターに迎え、前回を上回る50ブランド以上が出展。イベントに込めた思いをRIKACOさんに聞いた。
みんな、ハッピーなつながりを求めている
DIME WELLBEING(以下、D):RIKACOさんは昨年12月に第1回「LOVE GIVES LOVE Gathering(ラブ ギブス ラブ ギャザリング)」を開催し、今回が2回目です。あらためて、この展示会を行う意義について教えてください。
RIKACO(以下、R):今、世界を見渡せば戦争や争いごとがあちこちで起きていますよね。ここ日本でもおかしな事件がすごく多い。いつ何が起こるかわからないっていう危機感をみんなうっすらと感じているし、だからこそ、ハッピーなつながりに飢えているんじゃないかな、と思うんです。
「LOVE GIVES LOVE Gathering」に出展してくださっているのは、私とエグゼクティブサポーターの吉川千明さんが太鼓判を押すハッピーなブランドばかり。美容、食品、雑貨などジャンルはさまざまだけれど、手がけているみなさんの愛とこだわりが詰まっています。
私はこの展示会を通してポジティブなエネルギーを発信して、世の中に少しでもハッピーなムードを広げていきたい。参加ブランドも来場者もメディアもみんなつながって、「人にも地球にも優しい生き方をして、みんなで幸せになろうよ」っていうひとつの目標に向かっていく場へと成長していけたらいいなと思っています。
ミドル世代の背中を後押しするブランドも多数参加
D:第1回は約40ブランドが出展しましたが、今回は50ブランド以上に拡大。会場の規模も大きくなりましたね。
R:来場者数も大幅にアップしましたし、私たちの姿勢に共感してくださる方が着実に増えているのはうれしいことです。今回はモデルの桐山マキさんによるファッションと犬の譲渡会を組み合わせたイベント「Wolf Lady」に参画していただいて、犬の譲渡会を同時開催するという新たな試みにもチャレンジしました。こちらも反響が大きかったですね。
D:フェムテックのブランドも充実していたように感じました。
R:第1回のときもフェムテックのブランドにはいくつか出展いただいたのですが、実はミドル世代の来場者のなかに半泣きで喜んでくださった方が何人もいらして。「更年期を迎えて不安しかなかったけど、希望がもてるアイテムに出合えて救われました」「加齢で肌も髪も衰えて、体重も増えて……もうどうしようもないとあきらめていました。でも、フェムケアブランドの方々とお話ししたら、気持ちがラクになりました」といった声をたくさんいただきました。
今の時代、大人の2人に1人は50代以上です。ミドル世代にはぜひとも人生をパワフルに楽しんでいただいて、下の世代が憧れる存在になってほしい。この展示会がそのきっかけになれたら、ますますうれしいです。