個人ユーザー向けで災害時などに繋がりやすい通信手段があれば、8割以上が「使いたいと思っている」
最後に個人ユーザー向けで、災害時などに繋がりやすい通信手段があれば使いたいと思うか聞いた。
「使いたい」が29.8%、「機能や金額によっては使いたい」が50.5%で合計8割以上の人が「使いたいと考えている」という結果に。それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介しよう。
■「機能や金額によっては使いたい」回答理由
・使いたいが、金額が高いと手が出せないため。(20代・女性)
・家族や友人、パートナーと連絡が取れなくなるのは困るが、今の生活で手一杯なので、金額によってはそのような手段も使いたいと思ったから。(20代・女性)
・使えるのであれば使うに越したことはない。(20代・男性)
・災害時に家族が無事であるかどうかをすぐに知りたいと思ったから。(30代・男性)
・あるなら使いたいと思うが、あまりに高額だと別の方法を考える。(40代・女性)
■「使いたい」
・災害時はみんな余裕がなくなるため、安否はすぐに確認したいと思うから。(20代・女性)
・緊急時に必要だから。(30代・男性)
・スマホ以外の手段も準備しておく必要があると思うから。(30代・女性)
・万が一に備えて様々な連絡手段を無理のない範囲で確保したいから。(30代・男性)
■「必要ない」回答理由
・想像がつかないので、自分にとって必要かどうかがわからないため。(30代・女性)
・自分が持っていても、両親が通信系には全く疎い人なので普通の固定電話しか使えません。(30代・男性)
・実際に使う時が来るか分からないので料金など負担になりそうでした。(30代・女性)
まとめ
今回は「災害時におけるスマホ以外の連絡手段」についての調査を行い、その結果について紹介した。
27.7%と3割近くの人が、スマートフォンなどの連絡手段が途絶えたらどうするか「考えていない」と回答していた。
被災したときにどうするか普段から考えるのは難しいかもしれないが、いざという時に備えていれば慌てずに行動でき、自分や大切な人の安全をより確実に守れるだろう。
調査概要
「災害時におけるスマホ以外の連絡手段に関するアンケート」
調査期間:2024年7月28日 ~2024年8月5日
調査機関:株式会社NEXER
調査対象:全国の男女
有効回答数:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
引用元:「テレネット株式会社と株式会社NEXERによる調査」
構成/Ara