桃太郎の舞台として有名な岡山県は、降水量1mm未満の日が日本で一番多く「晴れの国おかやま」とも称され、住心地のよい土地でもある。そんな岡山県居住者が住心地がいいと考える自治体はどこなのだろう。
大東建託は、岡山県居住の20歳以上の男女11,979名を対象に、居住満足度調査を実施、「いい部屋ネット街の住みここち・住みたい街ランキング2024<岡山県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
住みここち1位は4年連続で都窪郡早島町!上位は岡山市と、その周辺の街が占める
都窪郡早島町は、岡山市と倉敷市に隣接し、両市のベッドタウンとして宅地開発が進んでいる町だ。
県内で最も面積の小さい自治体だが、瀬戸中央自動車道早島ICがあり、山陽自動車道に接続しているため、関西や四国、広島方面への移動が便利で、多数の物流拠点もある町となっており、4年連続で1位に輝いた。
上位には岡山市の行政区(北区・中区・南区)と、都窪郡早島町や総社市など、岡山市周辺の自治体が選ばれている。
因子別の順位は以下の通り。
TOP10外の自治体を因子別順位でみると、静かさ治安の2位は真庭市、3位は赤磐市。物価家賃の3位は、井原市で、防災の1位は赤磐市、2位は勝田郡勝央町(しょうおうちょう)、3位は真庭市がランクインしていた。
住みたい街1位は5年連続で岡山市北区2位は3年連続で東京23区!今住んでいる街の肯定派は75.1%
岡山県民が住みたい街は、5年連続で、岡山市北区が1位に輝いた。2位は東京23区、3位は倉敷市。5位は初登場の大阪市。トップ5のうち3つは、岡山県以外の自治体(東京23区・神戸市・大阪市)となっている。
一方、「住みたい街が特にない」55.3%、「今住んでいる街に住み続けたい」19.8%の合計75.1%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっていた。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:岡山県居住の20歳以上の男女11,979名を対象に集計。
調査期間:
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:2,711名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:2,653名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:2,581名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:2,554名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:1,466名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:14名 ※2019年は一部の回答のみ使用)
計11,979名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara