KuraDa「KD-Q1」は3Dプリンタで重量296gを実現
KuraDa「KD-Q1」はφ53mmの大口径ドライバーを使いながら、HP製のMJF方式と呼ばれる3Dプリントにより筐体を作成、素材にはPA12GBという樹脂に40%のガラスビーズをまぜたものを使い、軽さと強度を両立している。ケーブルを含まない重量は296gで側圧も強すぎず、非常に軽快な装着感を実現している。リケーブル対応でヘッドホン側はLEMOコネクターを採用、入力端子は6.3mmの標準端子で、ケーブルを交換すればバランス接続もできる。その音は平面磁界型を思わせる音場感の良さと、歯切れのいい低域、情報量の多さが印象的だった。価格は22万円。今回、開放型では最も注目のモデルと言える。
歴代のKuraDaのヘッドホンがずらりと並んで展示されていた
FitEar「IMarge Custom」限定セット登場
FitEarでは7月27日から受注を開始したカスタムIEM「IMarge Custom」の限定セットを発売した。ユニバーサルモデルと同じグリッドアッシュをシェルカラーに採用した本体と「FitEar cable 007B4.4OFC」ケーブルを組み合わせたセットになる。「IMarge Custom」はシェル内に遮音性を高めるためのカーボンフィルターが入っており、より歯切れのいい低音を聞かせてくれた。
限定色のシェルと4.4mmバランスケーブルがセットになって22万円