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「夏のヘッドフォン祭 mini 2024」で体感した進化形サウンド総まとめ

2024.09.01

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

夏恒例のヘッドホン&イヤホンイベントと言えばステーションカンファレンス東京のワンフロアでの「夏のヘッドフォン祭 mini 2024」。今年は7月27日に開催された。試聴できたモデルを中心に紹介していこう。

「nwm ONE」は有線ならハイレゾ対応

ヘッドフォン祭には先日、レポートした完全開放型Bluetoothヘッドホン「nwm ONE」もブースを設けていた。早速、USB-CでiPadにデジタル接続して音楽再生させてもらった。

無線接続よりも、さらに輪郭がクッキリした粒立ちのいい音で、低音の厚みはそのまま継承されている。これはいい! メーカーによれば想定以上に売れ行き好調とのことで、第二弾が出るなら高音質なコーデックに対応して欲しいものだ。とにかく今、最も注目のワイヤレスヘッドホンなのだ。

USB-Cで接続すると48kHz/24bitで再生可能

「nwm ONE」のスケルトンモデルも展示、同軸2Way構造がよく分かる

中央部がツイーターで、外周部がウーハーで耳に向ける角度を調整できる

finalから突然登場したハイエンドヘッドホン「D8000 DC」

何のアナウンスもなくサプライズ登場したのがfinal「D8000 DC」と「D8000 DC Pro」である。finalのハイエンドモデルである「D8000」の後継機であり、よりボーカルの再生に注視した音造りがされているという。ドライバーは新設計で、イヤーパッドがかなり厚くなっている。持ってみるとかなり軽量化されている。それだけでも欲しくなる。ディフューザーは「D7000」のものが使われる予定。「D8000 DC」とProの違いは、Proは大音量再生に対応。価格は現行の「D8000」より、10万円ぐらい高くなりそうとのこと。両方、試聴させてもらったが、Proの方が解像度重視で音の粒立ちがよく、「D8000 DC」の方がボーカルが滑らかだった。年内発売を目指しているという。

12時過ぎになって開場に持ち込まれた「D8000 DC」と「D8000 DC Pro」イヤーパッドの厚みが変わっている

イヤーパッドは試作品でハウジングも仮組みの状態だが、重量は大幅に軽くなっていると感じた

ロゴマークもブラックアウトされた「D8000 DC Pro」は高解像度な音で大音量再生に対応

Brise Audioからヘッドフォンアンプ試作機

前回、超弩級のイヤホン&イヤホンアンプで度肝を抜かれたBrise Audioが展示したのがバランス対応のデスクトップサイズのヘッドホンアンプ。筐体は仮だがサイズ的にはこのぐらいになる予定とのこと。出力はバランスのみで、入力はアナログのみで3PinのXLR、4.4mmのバランスと、RCAのアンバランスとなる。入力された信号は一旦、アンバラスに変換され2chのボリュームを経由、バッファを経て、最後に差動オペアンプでバランス化されるという凝った仕組みになっている。

広々とした空間が感じられる音で、音場感を重視したヘッドホンアンプであると思った。この音はまだまだ道半ばで、設計者は普段はプリアンプ的に使いながら、さらに音質を追求していきたいそうだ。発売時期期価格は未定。

内部の基板、ボリュームが2ch用であることが分かる

仮に基板が収められた筐体。これが製品サイズの目安になる

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