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遭遇率はなんと7割!賃貸物件を探したことがある1000人に聞いた「おとり物件」の実態

2024.08.30

不動産ポータルサイトに掲載されている賃貸物件は常に募集状況が変化しており、契約となった時点とサイト上での広告掲載が終了する時点でタイムラグが生じる場合がある。

このため、不動産ポータルサイト上に掲載されている賃貸物件すべてが、契約に至っておらず、実際に募集中であるとは限らないため、いわゆる「おとり物件」となる場合もある。

「おとり物件」とは、不動産ポータルサイトなどに入居者募集の広告が掲載されているが「存在しない物件」「存在するが取引対象にならない物件」「存在するが取引の意思がない物件」のこと。意図的であるかないかは、おとり物件の定義では関係ない。

そこで、不動産ポータルサイト上に掲載されている賃貸物件数のうち、契約に至っておらず実際に募集中である物件数の占める割合が高い状態を「物件鮮度が高い」と表現。

この物件鮮度の高さについて、対象不動産ポータルサイトのうち「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」が最も高いということが電話調査の結果で分かった。

LIFULL HOME’Sは、住まい探しをする人が多い9~10月の転勤シーズンを前に、1年以内に不動産ポータルサイトで賃貸物件を探した1,100人に聞いた「おとり物件の実態調査」も発表した。

おとり物件に遭遇したタイミング1位は「物件の問い合わせをした際」

今回実施した調査では、「申込できない物件(おとり物件)」に遭遇した人は67.6%と高い割合になった。

また、物件が募集終了していることを知るタイミングは81.6%が「物件の問い合わせをした際」、17.1%が「不動産会社に訪問した際/物件を内覧する際」と回答。

物件問い合わせの時間や、現地に向かうための時間と交通費など、多くの人が「おとり物件」による被害を受けていることが分かる。

「おとり物件」という言葉について知っているか聞いた質問では、25.1%が「聞いたことがない」、14.0%が「意味は知らなかったが聞いたことはある」と回答しており、39.1%の人がおとり物件に対する理解が浅いことが判明。

そうした背景もあるのか、不動産ポータルサイトを選ぶ際に重視しているポイントで、「情報の新しさ」「おとり物件の少なさ」を選ぶ人は3割にも満たない結果に。

特定の名称は出さず、「借りる人が決まった賃貸物件が自動削除される仕組みを持っている不動産ポータルサイトがあれば利用してみたいですか」と聞いたところ、83.4%の人が「利用してみたい」と回答した。

67.6%というおとり物件遭遇率の高さから、その対策となる仕組みを持つ不動産ポータルサイトが求められていると言えるかもしれない。

調査概要
調査名:おとり物件の実態調査
調査期間:2024年8月1日~8月3日
調査対象:1年以内に不動産ポータルサイトで賃貸物件を探したことがある人(全国/男女/18~44歳)
調査方法:インターネット調査
有効回答:1,100名
※グラフは小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合がある

関連情報
https://www.homes.co.jp/about/service/safetypolicy/

構成/Ara

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