マンダムとライザップがミドル男性に向けて共同提案!表情にコミットする「スキンケア×フェイストレーニング」とは?
2024.08.30見た目の印象を変える1日2回の「フェイストレーニング」
ZFACEオリジナル表情筋トレーニングを監修した、RIZAP株式会社 トレーナー 工藤 愛氏からフェイストレーニングの方法が紹介された。
「顔の中には縦・横・斜めなどいろいろな方向に筋肉があって、約30種類以上と言われています。口を開ける、目を開くなど意識的に動かすことができる筋肉もあれば、瞬きをする、あくびをする、笑いがこみ上げて口角が上がってしまうなど、自身の意識とは全く関係なく動く筋肉もあって、生理現象や感情にかなり密接に関わっているというのが特徴です。
体を鍛えることと表情筋を鍛えることは全く異なります。体を鍛えると、筋肉が大きくなってきたり、腹筋が割れて筋肉の筋が見えたり、見た目の変化が出てきやすいですが、表情筋はそのような変化はありません。
肩こりになると肩の筋肉が固まってしまい、腕が上がりにくくなった経験があるかもしれませんが、同じように表情筋も固まってしまうと、その筋肉が動かなくなってしまって顔が動きづらい、目が開きづらい、口角が上がりづらいなど、良い表情を作りづらくなってしまいます。表情筋を鍛える上では、いつでも動かせる状態を作ることが最も重要になってきます。
普段生活している中では、自身の表情がどれだけ作れているか、筋肉がどれだけあるのかといった意識を向けることは少ないかもしれませんが、ZFACE表情筋トレーニングを通じてみなさまの表情にコミットしていければいいと思っています」(工藤氏)
フェイストレーニングは、頬、目、口角といった表情作りに直接関わりが深いところを動かすことをメインとしたメニュー構成。トレーニング前のウォーミングアップと同じく、フェイストレーニングも、最初はほぐす、その後に動かすという段階を踏むことで、より効果が出やすい環境を作っている。
〇ステップ1・トレーニング前のマッサージ
トレーニングクリームを適量手に取り、顔と首に塗り広げる。首は前側も横側もしっかりと塗り広げる。クリームの塗ることで肌表面の滑りを良くして、この後に行うトレーニングがスムーズになる。
まず、首側面の筋肉をほぐしていく。親指を使って頬の下から肩に向けて強めに押しながら滑らせていく。パソコンやスマホをよく使う人は、首側面の筋肉が固まりやすいので、丁寧にほぐしていく。
次に胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに伸びる細長い筋肉)をほぐしていく。のどぼとけの両脇を、親指の腹の部分を使って筋肉に沿って鎖骨まで押していく。強く押すと圧迫感を感じることがあるので、力を加減しながらやさしく押すようにする。
次に鎖骨の間のくぼみの部分を人足指と中指の腹でプッシュ。ここにはツボがあり、ツボを押すことで顔のリンパが体に流れやすくなる。ウォーミングアップはここまでで完了。
〇ステップ2・手指を使った表情筋トレーニング
トレーニングクリームを適量手に取り、親指以外の4本の指に塗り広げる。最初は頬を上げるトレーニング。4本の指を使って顎の骨から耳を通ってこめかみまでフェイスラインを引き上げるように筋肉を動かす。頬が下がると不機嫌な印象に見えるので、ぐっと引き上げていく意識で。
次に口角を上げるトレーニング。頬を押し上げるように筋肉を動かす。口角を頬骨の内側まで持ち上げるように動かしていく。
続いて目の周りのトレーニング。目頭から目の下を通って目尻を引き上げるように筋肉を動かしていく。少し目を細めながらやると、眼輪筋(目の周りを囲むように伸びている筋肉)が出て筋肉を刺激しやすくなる。
〇ステップ3・笑顔をつくるトレーニング
最初は頬を動かすトレーニング。頬を上部に動かし3秒間キープして元に戻す。ゆっくり大きな動作で10回繰り返す。繰り返していくと頬が動かしやすくなることが実感できる。
次に口角を動かすトレーニング。口角をぐっと引き上げ、一番高いところで3秒間キープし元に戻す。ゆっくり大きな動作で10回繰り返す。
そして目の周りのトレーニング。目の下を持ち上げその位置で3秒間キープし元に戻す。ゆっくり大きな動作で10回繰り返す。目をつぶるのではなく、下まぶただけを持ち上げるようにする。
最後に今まで動かした3つの筋肉を動かして笑顔を作る。頬、口角、目の下を上部に動かし、その位置で3秒間キープ。ゆっくり大きな動作で10回繰り返す。大げさと感じるくらい大きく動かすのがポイント。
「トレーニングで何よりも重要なのは継続することです。この3ステップを1日2回続けることで、個人差はありますが2~4週間で効果を実感できると思います。
目が開いてきた、口が大きく開くようになったなど感じるようになれば、続ける意義があると思っていただけるので、みなさまがより続けやすい環境を意識してメニューを作りました」(工藤氏)
【AJの読み】毎日続けるモチベーションをいかに保つかがキモ?
毎日続けるのが面倒だと、スキンケア習慣が身に付かない男性も多い。ましてや今回のようなスキンケアにプラスして顔のトレーニングまでやらなくてはいけないとなると、かなりハードルが高いかもしれない。
マンダムではトレーニングを習慣化するため2つのサポートツールを用意。オリジナルで開発した「ZFACE 表情診断」は、「ZFACE」LINE公式アカウントのトーク画面から手軽にアクセスできる診断コンテンツ。自身の顔をスマホのカメラで撮影して、「ZFACE」を使った日々のフェイストレーニングの成果を可視化できる。
「顔の動き」と「印象」の診断項目の総合結果として「表情力ランク」を判定の上、評価コメントやアドバイスが表示される。スコアを比較することで自身の変化を実感でき、フェイストレーニングを続ける上でのモチベーション維持に役立てる。
「ZFACE 表情診断」はLINE公式アカウント投稿画面から手軽にアクセスできる診断コンテンツ(ウェブでもアクセス可)。LINE公式アカウントでは、友達登録するとトレーニング動画を見ながら実践することができ、オリジナル記事、応援メッセージ、表情診断などでサポートする「ゼットフェイス ジム体験」ができる。
取材・文/阿部純子