ソニーが外音取り込み機能を搭載した極小サイズのワイヤレスイヤホン「WF-C510」を発売

2024.08.29

ソニーは、Bluetooth対応密閉型完全ワイヤレスヘッドホンとして、同社史上最小サイズ（※1）を実現した『WF-C510』を2024年9月13日より発売を開始する。
※1 ソニーの密閉型完全ワイヤレスヘッドホン本体の体積において。2024年8月27日広報発表時点。

カラーは、ファッションや好みに合わせて選べるようブルー、イエロー、ブラック、ホワイトの4色をラインアップ。価格はオープン価格。予想実勢価格は約1万円。

『WF-C510』の主な特徴は以下のとおり。

ソニーの密閉型完全ワイヤレスヘッドホンの中で最も小型、快適な装着感

内部構造を最適化して、本体サイズを従来機『WF-C500』から約20%小型化したほか、質量は左右各約4.6gと軽量化も実現した（※2）。
※2 従来機『WF-C500』（本体質量5.4g）から約0.8gの軽量化。

イヤホン本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」により、安定した装着性を確保しており、さまざまな耳の形に収まりやすく、快適に使用できる。

また充電ケースも本体の小型化にあわせて薄型化し持ち運びがしやすく、マットな質感に仕上げられている。カラーはブルー、イエロー、ブラック、ホワイトの4色。

■低音から高音までバランスのよい音質設計

低音から高音までバランスのよい音質設計により、さまざまなジャンルの音楽を高音質で楽しめる。

MP3などの圧縮音源、音楽や動画などのストリーミングサービスをCD音質相当の高音質に復元するDSEE（Digital Sound Enhancement Engine）を搭載しており、臨場感あるサウンドを再生。

また、スマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」からイコライザーで高音や低音を強調するなど、自分好みの音質へのカスタマイズも可能だ。

さらに、全方位に広がる音に包まれるような新たな音楽体験を実現する「360 Reality Audio」の再生も可能で、アーティストの生演奏に囲まれているような音場を体感できる。

■音楽再生中でも周囲の音を聞くことが可能な「外音取り込み機能」搭載

本体に搭載されたボタン操作により「外音取り込み機能」（アンビエントサウンドモード＝ASM）を簡単にオン/オフできるため、周囲の音を聞きたいときに手軽に切り替えが可能だ。

また、「ボイスフォーカス」機能を搭載しており、周囲の音を取り込みながらノイズは低減。人の声やアナウンス音のみを聞きやすくすることができる。

■快適に日常使いできる長時間のバッテリー駆動

本体のみで約11時間（※3）、付属のケースでの充電と合計して約22時間（※3）の音楽再生時間を実現。

「クイック充電」にも対応しており、5分間の充電で最大約1時間（※3）の再生が可能だ。
※3 コーデックはAACでDSEE/イコライザーOFF設定時、その他機能は全て初期設定時。使用状況により再生可能時間は異なる可能性がある。

■充実の基本性能

・マルチポイント接続：同時に2台のBluetooth機器と接続可能なマルチポイント接続に対応
・Quick Access（クイックアクセス）：スマートフォンを取り出すことなく、本体のボタン操作のみで、Spotifyアプリの楽曲再生/楽曲の切り替えが可能なSpotify Tap（※5）に対応
・本体に搭載されたボタンでスマートフォンや音楽プレーヤーの操作が可能
・左または右どちらか片方を充電ケースにしまったままでも使用でき、片方を充電しながら、もう片方で音楽再生やハンズフリー通話が可能
・IPX4（※6）の防滴対応
・Bluetooth5.3対応で、安定した接続が可能
・Googleのペアリング機能「Fast Pair」と、Windows PCとの接続が簡単な「Swift Pair」に対応
※5 　Spotifyアプリをインストールして、「Sony | Headphones Connect」アプリで設定が必要。Spotify Tapの使用には、最新のSpotifyアプリのインストールと、ログインが必要。
※6　本体の音導管（音出口の筒部）、通気孔、マイク穴、および充電ケースを除く。

WF-C510の主な仕様

型式／密閉
ドライバーユニット／ 6mm
質量（コード含まず）／約4.6g×2 (イヤピースM含む)
充電時間／約1.5時間
充電方法／USB充電 (ケース使用)
電池持続時間（連続音声再生時間）／ASMオン：最大8時間、ASMオフ：最大11時間
電池持続時間（連続通話時間）／ASMオン：最大5時間、ASMオフ：最大5時間
通信方式／Bluetooth標準規格 Ver.5.3
最大通信距離／10m
使用周波数帯域／2.4 GHz帯 (2.4000 GHz – 2.4835 GHz)
対応Bluetoothプロファイル／A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック／SBC、AAC
対応コンテンツ保護／SCMS-T

構成／清水眞希