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ドライバーの9割が「路上駐車が原因で危険を感じた経験あり」

2024.08.30

交通渋滞だけでなく、交通事故を引き起こす可能性があるなど、迷惑この上ない路上駐車。実際のところ、路上駐車で危険な目に遭ったドライバー、さらには、自身が路上駐車をしたことのあるドライバーはどれくらいいるのだろうか?

パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員5749名を対象に、「路上駐車」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあり、2021年以降100万件を下回っているが、駐車車両が原因となる交通事故の件数は1,499件にのぼり、28名の尊い命が失われた※。また、路上駐車は交通事故のみならず、交通渋滞や緊急車両の通行妨害など、様々な問題を引き起こしている。

※  出典:警察庁交通局 駐車対策の現状(令和5年11月)駐車車両が原因の交通事故は駐車車両への衝突事故と駐車車両に起因した事故を合計

路上駐車が原因で危険を感じた経験

89%が「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と回答した。2013年にアンケートを開始して以降、この割合に大きな変化は見られない。

2年以内の路上駐車経験

2年以内に路上駐車をした経験が「ない」と回答した人は78%で、これまでの意識調査で最も高くなった。路上駐車の経験者比率が10年前に比べ半減している要因として、ドライバーの意識向上とともに、クルマをとめる場所の整備が進んでいることが影響しているものと思われる。

路上駐車をした理由

路上駐車をした理由は、「駐車場にとめるほどの時間ではなかった」が56%で最多となった。次いで、「近くに駐車場がなかった」が26%、「交通量が少なかった」が6%と続いている。路上駐車の経験者比率が3割を下回っている過去3年の結果と比較しても、傾向に変化は見られなかった。

今回の意識調査では、2年以内に路上駐車の経験がない人の割合は過去最高となった。一方で、3人に1人は、「近くに駐車場がなかった」または「駐車場が満車だった」を路上駐車の理由としており、駐車場にとめたい時にとめられる環境がさらに整備されることで、路上駐車をする人の割合は減少し、路上駐車に起因する様々な問題の抑制に繋がるものと考えられる。

出典:パーク24

構成/こじへい

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