DIME MAGAZINE
子育て家庭において子供を第一に考えて行動し過ぎるあまり、保護者の健康および体調管理がおろそかになってしまうことは珍しくないだろう。特に厳しい暑さが続く夏の時期には、疲労感を覚えているパパ・ママは多いのではないだろうか？
大正製薬はこのほど、全国の30歳～49歳の男女（有職者、子あり）1,055名を対象に「疲労と栄養の偏りによる睡眠の悩み」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
1：子どもの栄養バランスは整っているのに、働くパパ・ママの栄養は偏っている
働きながら子育てする男女（30代～40代）のうち、自身の体調に関する悩みとして「栄養バランスが悪い」と答えた人に「家族の栄養バランスについて、最も偏っていると思うご家族をお選びください」と尋ねたところ、「ご自身」と答えた人が50%以上となった。子どもには栄養バランスを気にした食事を用意するものの、自分の食事は手を抜きがちなのかもしれない。特に、夏場は食欲も低下するので栄養バランスが偏りがちなのではないだろうか。この時期だからこそ、自身の栄養バランスにも注意が必要だ。
2：子育て層が感じる身体不調は「疲労」「栄養の偏りによる睡眠の悩み」
働きながら子育てする男女（30代～40代）のうち、栄養の偏りがあると回答した人では、自身の体調に関する悩みとして、57.6%が「疲労」、54.5%が「睡眠の悩み」と回答していた。子育て層の50%以上が疲労を感じているという結果となった。
3：子育て層がもっとも「疲労」「栄養の偏りによる睡眠の悩み」を感じるのは夏だった！？
栄養の偏りがある働きながら子育てする男女（30代～40代）のうち、「疲労」の悩みを有する人に「疲労」の悩みを最も感じる時期を聞いたところ、「夏」が41.9%となり、最多となった。
さらに、栄養の偏りがあり、睡眠の悩みを有する人に一年を通じて、睡眠の悩みを最も感じる時期を聞いたところ、32.2%が「夏」と回答し、他の季節よりも10%以上多い結果となった。熱や夏特有の栄養の偏り等、体調に影響する要因があるため、夏場は特にこれらの症状に対処する必要がありそうだ。
4：栄養ドリンク・ビタミン剤で習慣的な対処をしている子育て層は2割～3割程度
働きながら子育てする男女（30代～40代）に、栄養ドリンク（ドリンク剤）・ビタミン剤の使用頻度を聞いたところ、週に1回以上服用・摂取した人は、栄養ドリンクで18.9%、ビタミン剤で21.2%という結果となった。疲労や睡眠に関して不満を感じていても、対策をしていない人は多いようだ。毎日が忙しくて、自分のケアが後回しになっている人が多いのかもしれない。
＜調査概要＞
調査方法：インターネット調査
調査期間：2024/5/22（水）～2024/5/27（月）
調査機関：株式会社ジャストシステム
調査対象：全国の30歳～49歳の男女（有職者、子あり） 1,055名
有効回答数：976人
出典：大正製薬株式会社
構成／こじへい
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