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反応しない時はどうすればいい?iPhoneが起動しない時の原因と対処法

2024.10.25

iPhoneが突然起動しなくなってしまったとき、大切な連絡先やアプリ、データが失われるのではないかと心配になるだろう。

しかし、多くの起動トラブルには、実は明確な原因そして簡単な対処法がある。

この記事では、iPhoneが起動しないときに考えられる主要な原因と、その解決策をわかりやすく解説。

どんなトラブルも、このチェックリストに従って対処すれば、安心してiPhoneを復旧させることができるだろう。困ったときに頼れるヒントが満載のこの記事で、あなたのiPhoneを蘇らせよう。

※ 本記事で説明する内容は、OSのバージョンやアプリのアップデートによって異なる場合もある。

iPhoneが起動しない時の原因とは?

 

まずはiPhoneが起動しない症状を紹介しながら、原因を探ってみたい。

■よくあるiPhoneが起動しない例

iPhoneが起動しないときに見られる症状は様々だが、以下のような一般的な症状がある。

例1:面が真っ黒のまま

電源ボタンを押しても画面が何も表示されず、全く反応しない。

例2:Appleロゴが表示されてそのまま

iPhoneを再起動しようとすると、Appleロゴが表示されたまま進まない、または再起動を繰り返す。

例3:画面がフリーズして動かない

iPhoneが正常に起動しているように見えるが、画面が反応せず、タッチ操作ができない。

例4:電源ボタンを押しても反応がない

 電源ボタンを押しても、iPhoneが全く反応しない。

他には「iPhoneを充電しても、電源が入らず、充電中のアイコンすら表示されない」や「iPhoneをパソコンに接続するとパソコンからは認識されるが、iPhoneの画面は真っ黒」といった症状もある。

■iPhoneが起動しない時の原因

iPhoneが起動しないときの原因には、以下のようなものがある。

原因1:バッテリー切れ

バッテリーが完全に切れていると、iPhoneは起動しない。充電ケーブルや充電器の不具合も考えられる。

原因2:ソフトウェアの問題

iOSのアップデートやアプリのインストール中にエラーが発生し、iPhoneが正常に起動しないことがある。また、ソフトウェアのクラッシュも原因のひとつ。

原因3:ハードウェアの故障

内部のハードウェアが故障している場合、例えばロジックボードや電源回路の問題などで、iPhoneが起動しないことがある。

原因4:充電ポートやケーブルの不具合

充電ポートやケーブルに問題があると、充電が正常に行われず、iPhoneが起動しないことがある。

原因5:画面の問題

画面が壊れている場合、実際にはiPhoneが起動していても、画面が真っ黒で何も表示されないことがある。

原因6:内部損傷

iPhoneが水没したり、落下などの物理的な衝撃を受けたりすると、内部に損傷が生じ、起動しなくなることがある。

原因7:ソフトウェアのアップデートの失敗

iOSのアップデート中に何らかの問題が発生し、iPhoneが起動しなくなることがある。また、リセットや初期化中に問題が発生すると、起動しなくなることがある。

iPhoneが起動しない時の対処法

iPhoneが起動しない時の対処法として、以下のことを試してみよう。

■1. 強制再起動を試す

iPhoneの強制再起動方法は、モデルによって異なる。

iPhone 8以降

①音量アップボタンを押してすぐに離す。

②音量ダウンボタンを押してすぐに離す。

③サイドボタン(電源ボタン)をAppleのロゴが表示されるまで押し続ける。

iPhone 7/7 Plus

電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に押し続ける。

Appleロゴが表示されるまで押し続ける。

iPhone 6s以前

電源ボタンとホームボタンを同時に押し続ける。

Appleロゴが表示されるまで押し続ける。

■2. 充電してみる

iPhoneを電源に接続し、少なくとも30分間充電してみよう。

充電器やケーブルが正しく動作していることを確認し、必要に応じて別のケーブルやアダプターを試してみること。

また、充電ポートにほこりやゴミが詰まっていると、充電がうまくいかないことがある。

ポートを慎重に掃除してから、再度充電してみよう。

■3. リカバリーモードを使用する

iPhoneが強制再起動や充電に反応しない場合、リカバリーモードを試してみよう。リカバリーモードに入れる手順は機種によって異なるが、一般的には次のように行う。

①パソコンにiPhoneを接続する。

②iPhoneを強制再起動し、リカバリーモードに入る。

③パソコンでiTunesまたはFinderがiPhoneを認識し、修復や復元のオプションが表示される。

■4. DFUモードで復元する

リカバリーモードでも解決しない場合、DFU(Device Firmware Update)モードを試すことができる。

リカバリーモードとの違いは、より全面的のため、より困難なシステム問題を解決できる。

①音量アップボタンを押してすぐに離す。

②音量ダウンボタンを押してすぐに離す。

③サイドボタン(電源ボタン)を押し続ける。

④画面が黒くなったら、サイドボタンを押し続けたまま、音量ダウンボタンも押し続ける。

⑤サイドボタンを10秒間押し続けた後、サイドボタンを離す。音量ダウンボタンはさらに5秒間押し続ける。

このとき画面が黒いまま(何も表示されない状態)であれば、DFUモードに入っていることになる。

コンピュータ上でiTunesまたはFinderが「iPhoneを復元する必要があります」というメッセージを表示するので、復元を選択する。

DFUモードでは、iPhoneのソフトウェアを完全に再インストールできるが、これによりデータが消去されることに注意しよう。

■5. Appleサポートに連絡する

これらの方法で解決できない場合、ハードウェアの問題が考えられる。Appleサポートに連絡し、専門的な修理を受けることを検討しよう。

問題が解決する前に、最新のバックアップがあるか確認しておくと安心だ。バックアップがない場合、データが失われる可能性がある。

まとめ

iPhoneが起動しない問題に直面すると、不安に感じるかもしれない。しかしほとんどの場合、適切な対処法を試すことで解決できる。

この記事では、起動しないときに考えられる主要な原因と、それぞれに対応する効果的な対処法を紹介した。

バッテリー切れやソフトウェアの問題、ハードウェアの故障まで、さまざまなシナリオに対応する方法を順に試すことで、iPhoneを正常に復旧できる可能性が高いことがわかっただろう。

それでも問題が解決しない場合は、Appleサポートや専門の修理業者に相談することをお勧めする。この記事を参考に、冷静に対処して、iPhoneを復活させよう。

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文/小平

IT企業で勤務後、結婚出産を機にフリーランスに転身。Web、IT業界を中心として、フリーランスのライターとして活動中。仕事ですぐ役立つ情報をわかりやすく書いている。

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