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【山崎怜奈の好奇心のとびら】マイ・カメラライフ

2024.08.30

山崎怜奈山崎怜奈(やまざき れな)
1997年生まれ。2013年に乃木坂46の2期生としてデビュー。2020年、慶應義塾大学卒業。現在は、TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』でパーソナリティーを務めるなど、多方面で活躍中。

マイ・カメラライフ

 DIME読者の皆さんとは、昨年の「トレンド大賞」以来ですね。お久しぶりです、山崎怜奈です。この連載は、私がリアルに興味を抱いているヒト・モノ・コトについて、素直な視点でお話しできたらと思っています。どうぞおつきあいください。

 記念すべき第1回、何をお話ししようかいろいろと迷ったのですが、まずは大好きなカメラの話から始めたいと思います。「写真を撮る」という行為の原体験は、小学校1年生の時に買い与えられた〝ガラケー〟でした。両親共働きの一人っ子だったので、防犯用に持たされていたのですが、そこに付いているカメラで写真を撮るのが楽しくて! しかも、撮った写真を褒めてもらえることが多かったんです。「私って、写真得意なのかも!?」って純粋にうれしくて、小学生の頃は美術系の大学を志望していたほどでした。それ以来、カメラはずっと好きで、デジカメを手に入れたり、一眼レフに挑戦したりしながら、学生時代からこれまでずっと撮り続けています。

 今では、スマホのカメラがどんどん高性能、高解像度になっていますが、私はフィルムカメラならではの質感が好きですね。ピントが合わずにぼやっと焼き上がってしまってもそれはそれでかわいいし、マシンとしての見た目にも惹かれます。愛用している『コニカ C35』(1970年代発売)は、〝ピッカリコニカ〟の愛称を持つストロボ内蔵型。加えてこの春、祖父の遺品から発掘した『キヤノン IV S型』(1950年代発売)も仲間入りしました。修理から上がってきたばかりで、出番待ち。どちらも昭和生まれのレトロなカメラです。同年代の若い子たちの間でも、最近昭和レトロブームがあるみたいですが、私の場合、もともとレコードとか、小説とか、ラジオとか、昔からあるものばかりに囲まれてきたので、一周回ってフィルムカメラに行き着くのも、自然な流れのように感じます。10代の頃から大人たちの中で仕事をしてきたせいか、今でも年上の先輩方に教わって触れるカルチャーも多くて、興味の対象が少し古いのは、その影響もあるかもしれません。

 最近では、チャップリンやヒッチコックの古い映画など、自分が生まれる前の名作を配信で観るのにもハマっています。無声映画をおすすめされて観始めたのがきっかけなのですが、動作や仕草だけで物語が読み取れた時の高揚感が楽しい。カット割りや構図、光の取り入れ方も新鮮で、写真を撮るうえでの学びにもなります。名作映画とカメラ、期せずして、〝好き〟がリンクしていくなんて、ちょっとうれしいですよね。

My curiosity things

ファインダー越しの旅先の風景も格別「フィルムカメラ」

現役のマイカメラ。上は1990年代発売の『コンタックス G2』で、カメラマンさんから受け継いだ。右下は友人から譲り受けたリコーのハーフカメラ。左は中古カメラ店で購入した『コニカ C35』。

フィルムカメラ旅先での街の風景や建築など、琴線に触れたものにレンズを向けます。現像するまで楽しみが続くのもフィルムの良さ。

フィルムカメラ本棚の写真はコニカ、梅はリコーのハーフカメラを使用。撮影/山崎怜奈

〝観たい映画リスト〟を作って順番に「超名作映画」

人生の先輩方に聞いたおすすめをリストにしておき、U-NEXTやアマゾンプライムでチェック。セリフが大事な作品は字幕で、映像をしっかり観たいなら吹き替えでと、作品ごとにセレクトするこだわりぶりだ。

『裏窓』『裏窓』
©1954 Samuel Taylor and Patricia Hitchcock O’Connell. Copyright Renewed.
U-NEXTで配信中

『ローマの休日』『ローマの休日』
TM & Copyright ©1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.
U-NEXTで配信中

山崎さん

撮影/タナカヨシトモ ヘアメイク/久保フユミ スタイリング/マルコマキ 構成/坂本祥子

忙しく働いていると本を読めなくなるのはなぜ?山崎怜奈×書評家・三宅香帆が対談する「DIME Business Trend Summit」参加者募集中

「DIME Business Trend Summit」 は雑誌『DIME』、WEBメディア『@DIME』が開催するビジネスカンファレンスです。

2024年1月に初開催し、800名以上の方が参加。『DIME』ならではの多様な視点とバラエティに富んだ登壇者によるセッションは、参加者の皆様から非常に高い評価をいただきました。

そんな好評の声にお応えして2024年夏、第2回「DIME Business Trend Summit」を開催いたします。

今回のテーマは「Well-Working」。

『DIME』の連載陣を始め、今注目の人物が多数登壇!ビジネスの第一線で活躍する読者の皆様の日常をより楽しく、より実践的にアップデートできるコンテンツを準備しています。

様々な業種・職種で活躍する皆様にとって、ビジネストレンドをいち早くキャッチする絶好の場になるはずです。

山崎怜奈×書評家・三宅香帆が対談!

第2回となる「DIME Business Trend Summit」は、8月30日(金)のリアルイベントと、8月26日(月)~9月8日(日)の開催期間中に視聴できるオンライン配信のハイブリット開催となります。

8月26日(月)から配信予定のオンラインセッションには、ラジオパーソナリティーやコメンテーターとしても活躍するタレントの山崎怜奈さん、著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が15万部発行の大ベストセラーとなっている書評家の三宅香帆さんの出演が決定!

「デジタル時代の知識収集ハック」をテーマに、社会人になると本が読めなくなる理由や、日頃2人が行なっている知識のインプット術をひも解きます。

【山崎怜奈プロフィール】

1997年生まれ。2022年に乃木坂46を卒業。TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』パーソナリティーのほか、NHK Eテレ『NHK高校講座世界史探究』MC、読売テレビ『ウェークアップ』などレギュラー番組多数。

【三宅香帆プロフィール】

文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。1994年高知県生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士前期課程修了。小説や古典文学やエンタメなどの幅広い分野で、批評や解説を手がける。著書『人生を狂わす名著50』『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』等多数。

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