小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

韓国メイクのブームが波及!?ヒョンデの最新EV「KONA N Line」試乗レポート

2024.08.30

ヒョンデのコンパクトEV「KONA」にスポーティモデルのN-Lineが2024年8月23日に加わり、いち早く試乗した。「KONA」は2023年11月から国内導入したBセグメントプラス・サイズのEVで、日常使いを意識した扱いやすいSUVだ。

新たに加わったN-Lineとは

その「KONA」にヒョンデのハイパフォーマンス・ブランド「N」からインスパイアされたN-Lineが加わった。イメージはBMWの「M」モデルに対し、標準モデルをドレスアップ&サスペンションチューンしたM Sportやメルセデス「AMG」に対してAMGラインがあるように、「N」にはN-Lineがある。

「ELANTRA」「SONATA」「TUSCON」「i20」といった国内には導入されていないモデルにはすでに、N-Lineがラインアップし、エンジンモデルにはサスペンションのチューニングをしたタイプも存在している。

「KONA」はEVのため、もともと車体剛性が高くサスペンション取り付け部の剛性、重量に対するサスペンションのチューニングが行なわれているため、「KONA N- Line」はハードパーツの強化や制御の見直しとった領域での変更はなく、標準車と同じままだ。

日常使いを意識し、使い勝手や乗降性、運転のしやすさ、ハンドルの軽さ、見切りの良さなど誰もが運転しやすいを目指した量販EV。リヤゲートは電動式でクラスを超える装備を持ち、フラットなフロアは足元が広く居住性も高い。

もちろん静粛性も高くEVならではの静かさと滑らかさがある。アクセルレスポンスもICE(エンジン)では味わえない反応速度で応答するため、思った瞬間に加速してくれる。そうした日常を化粧映えさせたのが「KONA N Line」というわけだ。

化粧映えした「KONA」

「KONA N-Line」はエクステリアと、インテリアをデザイン加飾し、所有欲をそそる見栄えに変更。いつもの道がもっと楽しくなる快適スポーティSUVという位置付けだ。すっぴんもいいけど、化粧した方がもっと映えるよ、というわけだ。

フロント周りでは専用のフロントバンバーが装備され、見た目は標準車と大きく変わり、ロボコップから血が通う人寄りになった印象を受ける。サイドビューはウインドウ周りのモールディングがシルバーからブラックに変わり、全体に引き締まった見栄えになる。ホイールもサイズは標準車と同じだが、専用アルミデザインでセンターキャップに「N」のロゴが入り、ネイルも完璧といったところか。

リヤビューは専用のウイングタイプリヤスポイラーがバックシャン。控えめな印象から推しの強さに変わり性格まで変わったの?と聞きたくなる。専用リヤバンパーを装備し、後ろ姿は明らかに好戦気質を漂わせているのだ。

インテリアも専用パーツの採用、加飾が行なわれ、標準車はオールレザーシートだが、N-Lineはアルカンターラとレザーのコンビシートに。シートバックに「N」のロゴとレッドステッチでアクセントが付いている。

ステアリングも革巻きは同じだが、「N」のロゴと赤ステッチが入るだけでスポーティな空気が漂うから不思議だ。また標準車のAピラーとルーフはグレー内装だが、N-Lineではブラックに変更し、インテリア全体がブラックに仕上げている。

ライバルは不在!?

簡単に諸元を振り返るとボディサイズはB+セグメント。ライバルはホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「ヤリスクロス」、マツダ「CX-30」あたりで、輸入車ではフォルクスワーゲン「T-Cross」やプジョー「2008」あたりと競合するが、EVモデルは少ない。

航続距離は541kmというデータを公表しているので、日常使いのレベルでは充電も頻繁には不要な電池容量。長距離移動でも東京ー名古屋は余裕だし、もう少し先、大阪に届きそうな航続距離だ。

価格は標準車にプラス16.5万円の506万円。相手は工業製品なので、製品評価はフラットにみてどうか。また美人が多いと言われる韓国は、化粧映えが得意な商品づくりをしているのかもしれない。個人的には濃い目の化粧が好き派です。

■関連情報
https://www.hyundai.com/jp/kona

取材・文/高橋アキラ

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。