備蓄の悩みは「保管場所」が最多。ローリングストックは7割以上が「知っている」、実践する半数以上が「効率的」と回答
災害に備えた備蓄について悩みや不安があるか聞いたところ、「備蓄品の保管場所に困る」(46.4%)、「準備に費用がかかる」(44.3%)、「必要な物を備えられているか不安」(43.6%)、「必要な量が備えられているか不安」(42.7%)、「消費期限の管理が難しく無駄にしてしまう」(41.5%)といずれも僅差で回答を集めた。備えるべき物が多いことから、保管場所や費用の問題が防災対策の不安や障壁になっている様子がうかがえる。
飲料や食料品、消耗品の備えを効率的に管理する方法としては、普段から食材や加工品を多めにストックしておき、使った分だけ新しく買い足して常に一定量の食料を家に備蓄しておく「ローリングストック」がある。
この「ローリングストック」については全体の75.6%が知っており、31.3%が実践しているという回答を得られた。実践している人の半数以上が「普段の食品・日用品と災害備蓄を分けずに管理できるので効率的」と回答し、次いで「食品や日用品のストックが切れる心配がなくなった」という意見も4割あり、備蓄方法としてメリットを感じている人が多いことがわかった。
<調査概要>
調査テーマ:家庭での防災対策に関するアンケート調査
調査エリア:全国
調査対象者:「トクバイ」ユーザー、サンプル数: 1,900名
調査期間:2024年8月14日(水)~2024年8月17日(土)
調査方法:インターネットによる調査
出典元:株式会社ロコガイド
構成/こじへい