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南海トラフの臨時情報発表後に講じた防災対策、3位ハザードマップの確認、2位避難場所・経路の確認、1位は?

2024.08.28

気象庁は2024年8月8日、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震への注意を呼びかける臨時情報を発表した。同月15日に呼びかけは終了したものの、この一件で大地震への危機感を覚え、改めて防災対策を講じた人も多いのではないだろうか?

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営するロコガイドはこのほど、トクバイユーザー1,900名を対象に「家庭での防災対策」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

調査は南海トラフ地震臨時情報発表後の2024年8月14日から8月17日の期間に行っている。

6割以上が防災対策を「できていないと感じる」と回答

家庭での防災対策がどの程度できていると感じるか尋ねたところ、「あまりできていない」(46.7%)、「全くできていない」(18.1%)を合わせた6割以上が「できていないと感じる」と回答。

家庭で行っている防災対策を聞いたところ、「自宅での災害用備蓄(飲料水・食料品・生活用品など)」(65.6%)が最も多く、以下「避難場所・避難経路の確認」(44.3%)、「非常用持ち出し袋の用意」(38.2%)、「ハザードマップの確認」(36.4%)が続いた。

2024年8月8日の南海トラフ地震臨時情報発表後に備えたことがあるかを聞いたところ、「自宅での災害用品の備蓄(飲料水・食料品・生活用品など)を確認・追加・用意した」(46.5%)が最も多く、在宅避難を想定した備蓄について対策した人が多いことがわかった。

続いて「避難場所・避難経路を確認した」(23.1%)、「ハザードマップを確認した」(22.0%)、「家族や同居者と被災時について話し合った」(21.4%)、「非常用持ち出し袋の中身を確認・追加・用意した」(20.6%)とそれぞれ2割以上が対策したと回答。「何もしていない」が13.7%であるものの、巨大地震注意の発表をきっかけに少なからず各家庭において災害への備えが進んだことがわかる結果となった。

「懐中電灯」「トイレットペーパー」は8割以上が備蓄。食料品では「インスタントラーメン・カップ麺」を備える人が約6割

自宅で備えている防災用品について尋ねたところ、全体の85.5%が「懐中電灯」を常備していた。続いて「カセットコンロ」(53.6%)、「予備電池・非常用バッテリー」(48.9%)、「ラジオ」(44.4%)、「携帯電話など電子機器の充電器」(44.1%)という割合となり、停電時や通信手段の確保を意識した防災用品を準備していることがわかった。

生活必需品の備蓄においては、全体の80.7%が「トイレットペーパー」、71.8%が「ティッシュペーパー」と回答した。「マスク」(59.9%)、「ウェットティッシュ」(49.8%)を備えている人も多く、衛生管理や日常的に使用する消耗品の備蓄が行われていることがうかがえる。

飲料・食料品においては全体の74.0%が「飲料水」を備蓄、非常食として「インスタントラーメン、カップ麺」(57.5%)、「レトルト食品(カレー、シチュー、お粥など)」(47.0%)、「缶詰(肉類、魚類)」(44.2%)、「ご飯(パックご飯、アルファ米など)」(41.2%)などが上位となった。

食料品と飲料水の備蓄量について聞いたところ、食料品では47.5%、飲料水では40.8%の人が2~3日分を備蓄、4~5日分以上の中期的な備蓄を行っている家庭もそれぞれ約4割という結果に。

農林水産省によると家庭用の食料品の備蓄は「最低でも3日分、出来れば1週間分程度の備蓄に取り組むことが望ましい」とされており、3日程度を基準に備えを行っている家庭が多いことがうかがえる。

参考)農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」

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