夏の定番料理といえばそうめんだ。酷暑が続く今夏もヘビロテしている家庭は多いだろうが、では、特人気の高いそうめんの薬味とは何だろうか?
オカベはこのほど、全国の男女10~80代以上の1,657名を対象に「好きなそうめんの薬味」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
好きなそうめんの薬味は、「ネギ」が1位、続いて「しょうが」「みょうが」が僅差で続く
1,600人以上の男女が選んだ、好きなそうめんの薬味ランキングの第1位は「ネギ」となった。全体の約8割が「ネギ」が好きだと回答し、2位以下に約20%の差をつけて堂々の1位となった。性別や年代別に見ても、すべてのカテゴリーで1位の圧倒的人気となった。その理由としては、「香り、風味がよい」という回答が多く見られたが、「絶対に欠かせない」「薬味の王道だから」など、薬味の不動の定番の地位を築いている様子がうかがえた。
続いて2位にランクインしたのは「しょうが」で、全体の6割強が好きだと回答した。その理由には、「香りが良く、爽やかだから」「さっぱりするから」という声が多く上がった。また「代謝アップ」「胃腸の動きを活性化させてくれる」など、しょうがの持つ効能に注目して選んでいる人も散見された。
2位に僅差で続いたのが「みょうが」で、全体の6割が好きだと回答し第3位となった。その理由としては、「シャキシャキ感が良い」「歯ごたえ抜群」など、その食感が好まれている様子がうかがえる。また他の薬味と比べて「夏の香りがする」「季節を感じる」など、夏ならではの薬味と捉えている人が多く見られた。
全体のランキングは以下の通り。
ランキングを男女別で見ると、1位のネギ以降について、全体的に女性のほうが男性よりもスコアが高く、さまざまな薬味を好んでいる傾向が見られた。特に男女別で人気の差が顕著だったのが「大葉」で、男性では42%で全体4位だったのに対し、女性では68%で全体2位の人気となった。その理由としては、「香りが良い」「さっぱり、爽やかに食べられる」という意見が多く見られたほか、比較的簡単に自家栽培できるその特徴から、「ベランダで栽培していて沢山採れるから」などの意見も散見された。
また自由回答で聴取したそうめんのアレンジでは、「冷やし中華風」と「そうめんチャンプルー」が定番となっている様子がうかがえた。「冷やし中華風」は、その時々の夏野菜を自由にトッピングし、麺つゆにごま油や酢を足したり、ゴマダレで楽しんだりしている人が見られた。「そうめんチャンプルー」では、麺がのびないようにいつもより硬めに茹で、野菜やツナと混ぜて作るのが定番となっているようだった。
<調査概要>
調査期間 :2024年7月31日(水)~2024年8月19日(月)
調査方法 :インターネット調査
該当質問 :
・「あなたの好きなそうめんの薬味を教えてください。(複数選択可)」
・「上記で選んだ薬味について、その理由をご自由に教えてください。(自由回答)」
・「薬味にかかわらず、そうめんのお好みのアレンジがあればご自由に教えてください。(自由回答)」
対象者 :全国の男女10~80代以上
有効回答数:1,657名
出典元:株式会社オカベ
構成/こじへい