PRISON ART とは、受刑者とアーティストがアート作品を共同制作・販売した売上を社会に寄付することで、受刑者の再犯防止と社会における再犯防止の理解促進を目的とするプロジェクト。
プロジェクト第1弾となる本展に向けて、静岡刑務所に収容されている9名の受刑者と9名のアーティストの共作により、9点のアート作品が誕生した。
全9作品が新宿マルイ本館に集結!
8月30日(金)より、 “PRISON ART展 vol.1” と題し、完成したすべての作品を鑑賞できる展示販売会を新宿マルイ本館で開催。本展示における売上は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された地域に寄付することを予定しているという。
PRISON ARTの原画ともいうべき今回の下絵は、静岡刑務所に収容されている男性受刑者9名が描いたもの。
中には「これまでの人生で絵を描くのは初めてです」という受刑者もいたといい、彼らの下絵に9人のアーティストが手を加え、9点のアート作品が完成した。そして作品には受刑者ひとりひとりのメッセージが添えられている。
アーティストが手を加えた完成品がどうなるのか、ぜひこの機会に全作品を鑑賞してみてほしい。
展示会概要
日時:8/30( 金) – 9/3( 火)
11:00 – 20:00(最終日は17:00 終了)
場所:新宿マルイ 本館3F イベントスペース
お問い合わせ:03‐3515‐6779(小学館集英社プロダクション )
PRISON ART アートディレクター けみ芥見
岐阜県岐阜市生まれ。美術家の母の下、絵画、陶芸などに触れて育つ。2012 年より本格的な芸術活動を開始。単身パリに渡りヨーロッパでの創作活動を開始、パリ現代アートの中心マレで個展デビュー。日本のモダンな美を世界に向けて発信し、日本国内より海外での個展・イベント招聘が多いアーティストの一人。