人生、一寸先は闇で、何が起こるかわからない。もしかしたら将来、何らかの理由で経済的困難に見舞われ、その際に住む場所さえなくなり、ホームレスになってしまうかもしれない……そんな考えを持っている人はいったい、どれくらいいるのだろうか?
LIFULLはこのほど、「ホームレス」に関する全国の男女1,902人のイメージ調査および、不安定な居住環境にある人々などの支援を行う支援団体がもつ実感の調査を実施し、その結果を発表した。
本調査は、LIFULLが2024年9月21日から28日まで韓国・ソウルで開催されるサッカーの世界大会「ホームレス・ワールドカップ」に出場する日本代表チームのオフィシャルスポンサーに就任したことにちなみ、ホームレス・ワールドカップの日本代表派遣団体であるダイバーシティサッカー協会と共同で行ったものだ。
35%が今後自分がホームレス状態になる「可能性がある」と回答
「今後、ご自身がホームレス状態になる可能性の程度」について尋ねたところ、可能性がある(十分あると思う、場合によってはあると思うの合計)と回答した割合は全体の35.1%、約3人に1人という結果となった。
回答を年代別に比較したところ、20代が同46.6%と最も高く、約2人に1人がホームレス状態になる可能性があると回答した。一方、ホームレス状態になる可能性がない(ほとんどないと思う、ないと思うの合計)と回答した割合は、年代が上がるにつれて高くなる傾向があり、60代の65.0%が最も高く、20代の36.7%が最も低い結果となった。