DIME MAGAZINE
タイガー魔法瓶は「透過式」と「浸漬式」、2つの抽出方法を組み合わせたハイブリッド抽出が可能な「コーヒーメーカー 〈HYBRID BREW〉 ADF-A060」を開発。2024年10月1日より発売を開始する。価格はオープン価格。同社直販サイト価格は3万3000円（税込）。
新製品開発の背景
コーヒーメーカー市場は2万円以上のハイエンドゾーンの拡大もあり、業界平均単価は2019年～2023年度で上昇している。
その理由としてコロナ禍を経ても自宅でコーヒーを入れる習慣が健在であること、コーヒー豆の高騰が続く中、日常のコーヒーをおいしく楽しみたいというニーズが増していること、等が考えられる。
そこで同社はコーヒーの「抽出方法」に着目。コーヒーは抽出方法によって味わいや香りが大きく変化するのはご存知のとおり。
今回はプロが淹れるようなコーヒーを自宅で楽しみたい消費者に向けて、
（1）ハンドドリップやサイフォンのようなプロの手をかけて得られる味わいを手軽に楽しめること
（2）その日の気分によってコーヒーの香りや味わいを変えられること
（3）使用頻度の高いコーヒーメーカーを、毎日負担なく使えること
以上の3点を叶えられる製品として、“ハイブリッド抽出”を搭載したコーヒーメーカーを開発したという。
「〈HYBRID BREW〉 ADF-A060」の主な特徴
ADF-A060は、一般的な抽出法であるコーヒー粉にお湯を通過させて成分を抽出する「透過式（ドリップ式）」と、サイフォン式やフレンチプレスに代表されるコーヒー粉をお湯に浸けて甘みとコク、アロマを引き出す「浸漬式」を組み合わせ、 抽出方式を1台に集約した独自の“ハイブリッド抽出” を採用。
さらに手動では難しい「浸し時間」「湯量（吐出量）」「温度」の調整を自動で行なうことで、雑味を抑えた深い味わいとクリアな後味を引き出す。
■制御弁で抽出の流動をコントロール
制御弁の開閉によってDRIP(透過式)とHOLD（浸漬式）を繰り返しながら、バランスよく抽出していく。
■浸漬蒸らし
挽いた豆全体にお湯をしっかりとなじませ、豊かな風味を引き出す「浸漬蒸らし」を搭載。
■トリプルコントロール製法
ハイブリッド抽出に最適な「浸し時間」「湯量(吐出量)」「温度」3つの制御で、味わいとブレのない深いコクを実現する。
■抽出メニュー
・Rich ホット／ハイブリッド抽出
ドリップとホールドを繰り返し豆全体から成分をしっかりと引き出す。
・Strong ホット／ドリップ抽出
高温で香りと苦味などしっかりした味わいを引き出す。
・Iced アイス／ハイブリッド抽出
アイスコーヒーに適した濃さで抽出します。コクと心地よい苦味、クリアな後味を楽しめる。
■その他の特徴
＜最⼤6杯まで抽出可能＞
コンパクトなサイズ感でありながら容量は6杯分。必要最小限の操作ボタンで直感的な操作が可能だ。
＜取り付けやすい＞
水タンクは持ち上げやすい設計。机に垂直に置けるフィルターは、コーヒー粉も入れやすい。またフィルターとガラスサーバーは食器洗い乾燥機に対応。清潔に保ちやすく、手入れしやすい設計となっている。
＜保温機能＞
抽出が終わると、サーバー台の保温ヒーターがしばらくコーヒーを温かいままキープする。
＜コンパクト設計＞
横幅15cmのスリムなデザインはインテリアに馴染み、置き場所も選ばない。
「〈HYBRID BREW〉 ADF-A060」の主な仕様
品名／コーヒーメーカー<HYBRID BREW>
品番／ADF-A060
カラー／オニキスブラック<KO>
消費電力／908W
サイズ／幅150×奥行き344×高さ352mm
本体重量／2.9kg
定格容量／0.84L
コーヒーカップ杯数 ／1～6
希望小売価格／オープン価格（直販価格：3万3000円）
発売日／2024年10月1日
関連情報
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/coffee-machine/adf-a/
構成／清水眞希
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