まとめ:カマラ氏は熱狂が冷めれば、経済面で激しい戦いになる可能性
バイデン氏の現在の支持率は約39%で、後継者が選挙に勝つ確率はわずか8分の1だ。構造的な要因はハリス氏に有利ではない。この「雰囲気」は基本的な問題での不利を打ち消すだろうか?
具体的には、ハリス氏は過去3週間で支持を伸ばし、「雰囲気」の波に乗っているが、基本的な争点はトランプ氏が握っている。これは戦略的に重要だと、同リポートは説く。
しかし、状況は変化する可能性がある。 インフレが沈静化し、景気後退への懸念が和らぐことで、経済よりも民主主義への脅威が主要課題となる可能性が高まる。
これはハリス氏の助けになるだろう。
リポートでは、「経済は共和党が得意とする問題であり、民主主義は民主党が得意とする問題であることを覚えておいてください。 逆に言えば、熱狂が冷め、経済面で激しい戦いになる可能性もあります。そうなればトランプ氏に有利になるでしょう」と述べている。
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構成/清水眞希