アイリスオーヤマは、足元を効率よく温められる「ぐるポカ パネルヒーター」(型番:APH-R12A)を発売した。価格はオープン。公式通販サイト「アイリスプラザ」での販売価格は7,480円。
未使用時は2Lペットボトル程度のサイズにまとめられるので、場所を取らずに収納できる!
近年、電気代が高騰する中で、暖房器具の稼働時間を抑えながら寒さを防ぎたいというニーズが高まっており、特に足元用のパネルヒーターは、少ない電力で暖房が届きにくい足元を手軽に温められるため、人気が上昇している。しかし、その一方で「デスクの下に用途が限られる」「ある程度の収納場所が必要」「使用場所を変える時に持ち運びづらい」など、機能やサイズに対する不満の声が寄せられているという。
そこで不満を解消すべく開発されたのが、今回の新製品「ぐるポカ パネルヒーター」。形状を変更できるため、円柱状にして使えるのはもちろん、パネルを両足の間に内蔵マグネットで固定することで片足ずつ包み込めるため、ふくらはぎや足首を効率よく温めることができるのだ。しかも、広げて背後に置くことで背中側も温めることができるほか、本体の高さが従来品(※1)より約16cm低いので、ローテーブルの下(※2)でも使用することが可能だ。
また、1時間あたりの電気代の目安が約3.7円(※3)と、一般的なエアコン(6~14畳、約15~33円※4)、セラミックファンヒーター(550~1,200W、約17~37円※4)と比べて、少ない電力で使用することが可能。さらに、使用しないときは、巻くことで2Lペットボトル程度のサイズにまとめられるので、持ち運びが容易なうえ、場所を取らずコンパクトに収納することができる。
このほか、消し忘れや過熱を防げるよう、本体が45度以上の傾きや転倒を感知すると自動で運転を停止する転倒防止センサーや、電源を入れてから4時間後に自動で電源が切れる自動OFFタイマーも搭載する。
主な仕様は、電源がAC100V(50/60Hz共用)で、定格消費電力が120W。標準表面温度(室温20℃の場合)は「強」で55℃±5℃、「中」で50℃±5℃、「弱」で45℃±5℃。本体サイズは約幅1,380×奥行30×高さ320mm、質量は約860g。電源コード長は約1.5m。付属品は収納用面ファスナーテープ。
※1 デスクパネルヒーター「APH-16B」。
※2 床からテーブル底面までの高さ325mm以上のローテーブルを推奨。
※3 20℃の環境のもと「強」モードで1時間使用した時の電気代の目安は約3.7円(「弱」モードで1時間使用した時の電気代の目安は約2.1円)。電力目安料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会 電力料金目安単価31円/kWh(税込)【令和4年7月改定】で算出。電気代は、電気料金の契約内容や、使用状況(運転モード)により変動する。
※4 同社調べによる目安。あくまでも機器の一例であり、実際の機器や電気料金の契約内容、使用状況(運転モード)、使用環境などにより変動し、異なる場合がある。
製品情報
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=107100F
構成/立原尚子