中国地方最大の人口を誇る広島県。有名な観光スポットや美味しいご当地グルメが多数あり、旅行先としても人気の同県だが、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<広島県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<広島県版>」として発表した。
本満足度調査は、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)の期間、広島県に居住する20歳以上の男女合計19,119名を対象に集計したものだ。
住みここち(駅)ランキングのトップは、宇品二丁目A
住みここち(駅)ランキングにおいて、1位は、宇品二丁目A(宇品二丁目・宇品三丁目・県病院前を統合)、2位は十日市町A(十日市町・本川町・小網町・寺町・土橋・別院前を統合)となった。
3位は、昨年23位から大きく順位を上げた八丁堀A(銀山町・胡町・八丁堀を統合)となった。その他トップ10内では、4位に広島市佐伯区に位置する佐伯区役所前(広島電鉄宮島線)(昨年16位)、8位に広島市安佐南区に位置する下祇園(JR可部線)(昨年15位)が新たにランクインしている。
住みここち(自治体)ランキングのトップは、6年連続で安芸郡府中町
住みここち(自治体)ランキングにおいて、安芸郡府中町が、6年連続で1位に輝いた。安芸郡府中町は、広島県内で最も小さい面積ながら広島市のベッドタウンとして宅地化が進み、マツダをはじめ大手企業の工場などが集積する町だ。2位は、5年連続で広島市南区。3位は、2年連続で広島市中区となった。
住みたい街(駅)ランキングのトップは、5年連続で広島A
住みたい街(駅)ランキングにおいて、1位は、4.8%の高い得票率を獲得し、5年連続で広島A(広島・広島駅・稲荷町・的場町・段原一丁目を統合)となった。2位も、5年連続で福山市に位置する福山(JR山陽本線)。3位は新白島A[白島(広島電鉄白島線・広島高速交通アストラムライン)・城北・新白島を統合]となった。トップ5では、5位に東広島市に位置する西条(JR山陽本線)が新たにランクインしている。