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レジャー施設や観光地の新戦略「バックヤードツアー」の楽しみ方

2024.08.24

近頃、「バックヤードツアー」と称したイベントが各地で開催されているのをご存じだろうか?

バックヤードツアーといえば、2023年に行われた国立科学博物館のクラウドファンディング返礼品として話題になったことで記憶に新しい人も多いだろう。

近年は博物館をはじめ水族館や動物園などのレジャー施設、図書館やコンサートホール、発電所、ダム、ランドマークタワーなど、マニア垂涎のニッチなバックヤードツアーが多数登場しはじめている。

そこで今回は、夏のレジャーシーズンに向け、バックヤードツアーの魅力や全国のユニークなバックヤードツアーを紹介する。記事の後半では、知る人ぞ知る通なイベントとして注目されている黒部ダムの『関電トンネル破砕帯見学ツアー』について取り上げているのでチェックしてみてほしい。

バックヤードツアーとは?

バックヤードツアーとは、日頃は立ち入ることができないバックヤードスペースを見学したり、スタッフ業務を疑似体験したりできるツアーのことだ。

バックヤードツアーでは、倉庫や作業場、管理室など関係者以外立ち入り禁止のスペースが特別に開放され、スタッフやボランティアの方による案内を受けることができる。

施設や主催団体によってその内容や目的は多種多様だが、観光客誘致の一環で「特別な体験アクティビティ」としてバックヤードツアーを打ち出すケースも少なくない。閉園後や休館日に定期的に行っている施設もあれば、年に数回程度不定期に公募を募っている施設もある。

そんなバックヤードツアーの共通した魅力は、なんといっても客として来ているときには知ることのできない施設の “裏側” を体感できるところだ。

博物館や水族館で働いている気分が味わえたり、有名な建築物の内部構造を学んだり、土地が持つ歴史の裏側を自分の目で見て感じられるなど、唯一無二の体験を味わえる。体験学習として知識の深掘りができることから、子供のみならず「大人の遠足」としても人気が高いのだ。

全国各地にあるユニークなバックヤードツアー例

全国で開催されているバックヤードツアーのなかでも、ユニークなものや人気が高いものを例としていくつか紹介する。各ツアーへ参加の際は、詳細について必ず公式サイトや公式SNSなどで確認してもらいたい。

※ツアーの情報は2024年7月の執筆時のもの

【東京スカイツリー ひみつツアー】

東京スカイツリーの足元に降り立って鉄骨や塔体の構造を見学するなど、一般客が入れない裏側をガイド付きで学ぶことができるツアー。天望デッキもガイド付きで観覧でき、訪日観光客にも人気。

(申込方法:各旅行サイトなどから日付指定チケット購入)

【アクアワールド茨城県大洗水族館 ナイトバックヤードツアー】

水族館のバックヤードツアーでは珍しい夜間営業『NIGHT AQUAWORLD』限定のプログラム。水族館の飼育員による解説付きで、小学生も参加可能(大人の付き添い参加が必要)。

(申込方法:ナイトバックヤード付き『NIGHT AQUAWORLD』の日時指定WEBチケット購入)

【岡山県立図書館 バックヤードツアー】

一般利用者は入ることができない書庫など図書館の裏側を見学できるツアー。係員による説明付き。岡山県立図書館は都道府県立図書館として来館者数・個人貸出冊数共に何度も全国1位になっている「日本一の図書館」として知られる。

(申込方法:事前申込不要 ※先着順)

【京都競馬場 バックヤードツアー】

日頃足を踏み入れることができない京都競馬場のパドックや、ウイナーズサークルなどを案内付きでめぐることができるツアー。京都競馬場はお子様向けキャラクターイベントやグルメイベントを開催していることも多く、ファミリーにも人気のスポット。

(申込方法:競馬場イベント参加アプリにて申込 ※抽選)

尚、博物館や水族館、動物園などのレジャー施設では定期開催されていることも珍しくない。近所の博物館や水族館でバックヤードツアーがあるかどうか知りたい方は「〇〇博物館 バックヤードツアー」などで検索してみると良いだろう。

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