四国最大の面積を誇り、幕末の志士・坂本龍馬のふるさととしても知られる高知県。同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<高知県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<高知県版>」として発表した。
本満足度調査は、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)の期間、高知県に居住する20歳以上の男女合計3,882名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位吾川郡いの町、2位高知市、3位は3年連続で南国市
街の住みここちランキングでは、1位が「吾川郡いの町」となった。吾川郡いの町は県中央部に位置し、高知市に隣接するベッドタウンで、県内町村の中で人口が最も多い町だ。水質調査で評価の高い「仁淀川」をはじめとする自然景観に恵まれ、土佐和紙発祥の地「紙のまち」として伝統を活かした町づくりが行われており、昨年2位から返り咲いてトップとなった。
上位には高知市とその周辺に位置する吾川郡いの町や南国市、香美市が並んでおり、都市部とその周辺の街が並ぶ結果となっている。
住みたい街1位は5年連続で高知市、2位は3年連続で東京23区、3位は大阪市
住みたい街ランキングでは、高松市が5年連続1位に輝いた。2位は3年連続で東京23区、3位は昨年ランク外の大阪市となった。4位も、昨年はランク外だった横浜市と高松市が同率タイでランクインしている。
なお、「住みたい街が特にない」が52.3%、「今住んでいる街に住み続けたい」が23.5%で合計75.8%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となった。
このほか、街の住みここちランキングTOP9および因子別順位は以下の結果となっている。
構成/こじへい