小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

らしさを継承しながら先進性を体現した「レンジローバー イヴォークAUTOBIOGRAPHY P300e」

2024.08.17

ランドローバーの高級ブランドとして「レンジローバー」が登場したのが1970年のこと。以来「レンジローバー」は高級SUVのパイオニアとして世界に君臨している。「イヴォーク」は2010年末に発表されたコンパクトな「レンジローバー」だ。ボディーサイズは小さめだが、スポーティーな外観と、品質の高い内装を持つSUVは当時の市場にはなかったため、世界中で人気となった。

 現行モデルは2019年6月に登場した2代目だ。「レンジローバー」はこの時から「イヴォーク」を先進技術普及モデルとして位置付けた。そして同社初のマイルドハイブリッドモデルをシリーズに加えている。2023年夏に発表になった2024年モデルでは、初のマイナーチェンジを実施。外観と内装を一新した。この時に外部充電も可能なプラグインハイブリッド(PHEV)を用意したのだ。

2024年モデルは外観、内装が一新

 直列3気筒1.5Lガソリンターボエンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットは、1.5Lターボが最高出力200PS、モーターは109PS。電池容量は15kWhで、200Vの普通充電に対応している。システム上の性能は309PS、540Nmになる。駆動は4WD。リアはモーターがドライブする。

 2024年モデルは外観、内装が一新された。外観ではクーペのようなシルエットやロングルーフ。小さくてウエッジデザインのサイドウインドウという「イヴォーク」の特徴は残しつつ、フロントグリルとヘッドライトまわりのデザインを変更した。内装では8速ATのシフトレバーを最新の「レンジローバー」ファミリーと同一にし、センターコンソールに配置していたスイッチ類は、センターパネルのインフォテイメント画面に統合した。

 試乗のために受け取った「イヴォーグ」は、電池の充電量が100%。モーターでの航続距離は51kmと表示されていた。走行モードは「ダイナミック」「コンフォート」「エコ」「オートテレインレスポンス」「オフロードモード」の5モード。さらに電池での走行モードとして「HYBRID」「EV」「SAVE」のモードも選択する。「HYBRID」と「EV」は表示どおりだが、「SAVE」は電池の充電量を減らさず走行し、シフトレバーのSモードにすれば、わずかだが充電ができる。

 スタートはモーター。アクセルレスポンスも、リニアに反応し、加速も軽快だ。アクセルを強く踏みこまなければ、街中でエンジンが始動することはほとんどなかった。EV走行での電気の消費は、6kmほど走行して17%減、23km走行して47%減、37km走行して75%減というペースだった。遠出をせず、街中を走行しての37kmはかなり走ったことになる。この電気の減り方だと日常の足として、「イヴォーグPHEV」を運転している時は、ほとんどEV走行ですみそうだ。

 充電に関しても、47%減の時に200V(3kW)充電だと、2時間18分で満充電になった。75%減だと3時間30分で満充電と表示された。これも日常の使用では不便を感じないレベルだ。ちなみに充電は200Vのみ。急速充電(CHAdeMO)には対応していない。

 充電量が減ったり、Sモードで走り出すと1.5Lガソリンエンジンが始動する。エンジン始動での音や振動は、アイドリング時には感じるが、走り出してしまうと気にならないレベル。静粛性、耐振性能は高いといえる。エンジンで走り出し、0→100km/hの加速を計測してみると7秒台前半を記録した。コンパクトSUVとしては速い。この時、印象に残ったのは、3気筒1.5Lエンジンの吹き上がりのスムーズさ。アクセル・オンと同時に、一気に上昇し、エンジン回転計のレッドゾーン(6500回転)手前、6300回転まで伸びて、シフト・アップし、再び加速する。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。