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メルセデス・ベンツの電動SUV「EQA 250+」がお買い得だと言い切れる理由

2024.08.18

 積極的に電気自動車(ピュアEV)の開発を進めているメルセデス・ベンツが第2弾として発表したのが「EQA」だ。全長4465mm、全幅1835mm、全高1625mmというレクサス「UX」クラスのSUV系EVだ。2021年4月に日本市場に導入されてから3年。性能アップを図ったマイナーチェンジモデルが、2024年4月に「EQA250+」としてデビューした。

電池容量はこれまでの66.5kWhから70.5kWhに拡大

新しくなった「EQA」の最大の話題は、電池容量がこれまでの66.5kWhから70.5kWhに拡大されたこと。190PSの最高出力や370Nmの最大トルク値は変わらないが、WLTCモードで一充電走行距離を410kmから591kmに伸ばしたことが大きい。

 充電は200V6kWと、急速充電(CHAdeMO)100kWまで対応しているのは同じだが、車外へ電力を供給できる双方向充電も可能になった。車両重量は2030kgから10kg減の2020kgをキープしている。ボディサイズは変わらないが、デザインは手が加えられた。

 フロントグリルはブラックパネルはそのままに、全面にメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターをデザインした小さな星が散りばめられている。バンパーの形状も変わった。AMGラインはグリル中央の2本の横バーがなくなった。さらに前後のホイールマッチにあったブラックの塗装がボディーと同色になったことも変化だ。

 インテリアもハンドルが新世代のタイプに変更。スポーク部分は2本になり、大半の操作をここでできるようになった。前席の助手席前はパネルに小さなスリーポインテッドスターが浮かび上がり、まるで星空のような光景が展開される。さらにこの部分は、時計などの表示もできるようになった。センターコンソール上のタッチパッドも廃止され、すっきりとしたレイアウトになった。

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