DIME MAGAZINE
アジア太平洋地域におけるラグジュアリー旅行者の変化に関する10の事実
1. インドは最も活気ある旅行市場で、回答した富裕層の89％がレジャー旅行への支出を増やす予定と回答した。年間を通して平均6回の旅行を目指しており、短期旅行は平均3～4泊、長期休暇は2～3週間に及ぶ。
2. 最も自立した旅行者はシンガポール人。アジア太平洋地域全体で個人旅行を好むと回答した人が43％に対して、シンガポール人回答者は61％と、個人旅行や自身で旅程を計画することを好むことが明らかに。
3. 最も差し迫った社会問題はサステナビリティだ。80％の回答者は、宿泊先を決める際にホテルの持続可能性や環境対策を考慮すると回答し、多くの富裕層旅行者は旅行が環境に与える影響に配慮していることがわかる。
43％の回答者は、ホテルのレストランで地元の食材が提供されることを望み、さらに35％は食品廃棄物の適切な処理を期待している。
4. 休暇を長く取る可能性が最も高いのはオーストラリア人。オーストラリア人は最低4週間の年次休暇が認められているため、最も長い休暇を取るのは当然で、73％の回答者が最低2週間、33％の回答者が3週間以上の休暇を計画していた。同様に、インドネシア人の3分の1は、3週間以上の旅行を予定している。
5. ラグジュアリー体験で最も重要な要素は安心感という結果となった。卓越したサービス（41％）、特別な体験（36％）、真にパーソナライズされた体験（33％）よりも、安全な環境であることが重要であるとほとんどの人（91％）が回答。
6. 海外で買い物をする最大の理由は、現地で製造された製品を購入するためであることがわかった。富裕層にとって、ショッピングは旅行の大きな楽しみであり、回答者の85％が、旅行先を決定する際、現地の製品を入手できることが重要な考慮事項であると回答。
7. ホテル施設内で過ごす可能性が最も高いのは、韓国人。回答者の54％が、地元のアトラクションを探索したり、地元の人々と交流したりするよりも、ホテルやリゾートで時間を過ごしたいと回答した。
8. 最も好まれる料理は本格的な郷土料理で、回答者の62％以上が母国の料理よりも馴染みのない地元の味を探求することを好むと回答。
9. ラグジュアリーな休暇で最も重要なことは、新しい旅先を発見することで、回答者の78％がこのことが重要または非常に重要であると回答した。
10. 最も価値のあるラグジュアリー体験は、没入感あふれる洗練された空間で過ごすことであり、回答者の80％が洗練された職人技や精巧なデザインに囲まれることをラグジュアリー・トラベルと定義している。
調査概要
マリオット・インターナショナル・ラグジュアリー・グループが2024年4月18日（木）から2024年5月13日（月）にかけて、主にレジャー目的で海外を頻繁に旅行する1202人を対象に実施。本調査は、オーストラリア、シンガポール、インド、インドネシア、韓国、日本の住民のうち最も裕福な10％を対象とし、各市場200人から回答を得ている。
関連情報
https://www.marriott.com/
構成／Ara
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