Googleからフラッグシップスマートウォッチ「Pixel Watch 3」が登場、大きな文字盤と長時間バッテリーを搭載

2024.08.17

Googleは、フラッグシップスマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」を2024年9月10日に発売する。Googleストアでの販売価格は41mmのBluetooth/Wi-Fiモデルが52,800円、41mmのLTEモデルが69,800円、45mmのBluetooth/Wi-Fiモデルが59,800円、45mmのLTEモデルが76,800円。

カラーバリエーションは、41mmがMatte Blackアルミケース／Obsidianアクティブバンド、Polished Silverアルミケース／Porcelainアクティブバンド、Champagne Goldアルミケース／Hazelアクティブバンド、Polished Silverアルミケース／Rose Quartzアクティブバンドの4種類、45mmがMatte Blackアルミケース／Obsidianアクティブバンド、Polished Silverアルミケース／Porcelainアクティブバンド、Matte Hazelアルミケース／Hazelアクティブバンドの3種類を用意する。

41mmと45mmの2サイズで展開！

「Google Pixel Watch 3」は、より優れたバッテリーとより大きな文字盤、そしてより最適化されたフィットネス機能を搭載したスマートウォッチ。その主な特徴は以下の通りだ。

■より大きくて明るいディスプレイを搭載

従来モデルと同様の41mmと新しい大型の45mmの文字盤は、いずれもピーク輝度が2,000ニトと「Google Pixel Watch 2」の2倍の明るさを誇る新しいActuaディスプレイを搭載。これにより、晴れた日の屋外でも画面を確認することができる。

また、新しいディスプレイでは、ダイナミックリフレッシュレートにより電力効率が向上したほか、応答性もアップ。ベゼルが小さくなったことで、前モデルと比較して、画面サイズが45mmモデルは40%、41mmは10%大きくなり、見やすさも向上している。

さらに、バッテリー駆動時間は常時表示では24時間、新しく改良されたバッテリーセーバーモードでは最大36時間を実現する。

■「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」の3つの新しいツールを追加

「トレーニングに全力を尽くすことだけではなく、休息も重要」という考えから、「Google Pixel Watch 31」には、「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」の3つの新しいツールを追加。「今日のエナジー」では、安静時心拍数、心拍変動（HRV）、最近の睡眠など、身体の主要な回復生体指標を追跡、分析。これにより、トレーニングに取り組むための身体の準備がどの程度整っているかを把握できるという。

また、「有酸素運動負荷」では、1日を通して有酸素運動中に心臓がどの程度激しく働いているかを記録。「目標負荷」では、回復のバランスを取りながらフィットネス向上に向けたガイドを提供する。

■ランナー向けの新しいツールも搭載

ランナー向けの新機能も搭載。ランニング中は、触覚フィードバックと音声ガイダンスにより、ペースが遅れているときや、心拍数の目標値を超えているときなど、インターバルを変更するタイミングなどを把握できる。なお、このリアルタイムガイダンスは、継続的なサンプリング、機械学習による心拍数トラッキングによって提供されるとのことだ。

また、高度なモーション検知機能が足の回転数や歩幅、上下動の大きさなどを測定し、ランニングのパフォーマンス向上をサポート。さらに、Fitbitアプリの新しいランニングダッシュボードでは、時間の経過とともにペース、フォーム、走行距離がどのように改善されているかを確認できる。