各地で最高気温40 度が観測されるなど危険な暑さが猛威を振るい、数十年前とは環境が変わっていきている。暑さはつらいが、暑い日に飲むキンキンに冷えたビールは美味しいものだ。
そこでウェザーニューズは、暑さによる人の嗜好や消費行動の変化を明らかにするために『ビール調査』を実施。
2023年2月から2024年8月にかけて、お天気アプリ「ウェザーニュース」を通してアンケートを実施し、全国延べ211,178件の回答から、1番のビール日和(ビールが飲みたい気象条件)について分析を行った。
ビール需要は気温や天気で大きく変化!暑さでビール需要は上昇傾向
2023年2月~2024年8月にかけて(※)、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「いま、ビールを飲みたい?」と質問し、“はい”、“いいえ”、“いつでも飲みたい”、“普段から飲まない”の4択で回答してもらった。
計178,910件の回答を集計したところ、“はい”26%、“いつでも飲みたい”15%、“いいえ”17%、“普段から飲まない”42%という結果に。
そのうち“はい”と“いいえ”の計75,061件の回答について、回答された場所とその時間の気温の関係性を分析したところ、ビールが飲みたい人の割合は気温が上昇するにつれて増加し、気温18度で半数を超えて、気温35度の猛暑日は8割に達することが判明。
特に、飲みたい人の割合は気温8度(34%)のような一桁台から25度(72%)の夏日前後にかけて顕著に増加していた。
一方、29度(76%)や30度(74%)を超えるような暑さになると、それ以降は大きく変わらずに75%前後で推移している。(なお、“いつでも飲みたい”と“普段から飲みたい”人の割合は気温によらずほぼ一定)。
※調査日:2023年2月18・19日、3月4・5・12・18・19日、4月26・27・28・29日、5月16・17・18、8月22・26日、
2024年5月3・4・11・18・25日、7月29日、8月3日(週末や祝日を中心に実施)