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長期の旅行や帰省で家を空ける人の約半数が「防犯対策をしていない」

2024.08.15

帰省や旅行などで長期間、家を留守にすることが増えるこの時期。無人となる住まいを泥棒の魔の手から守るべく、防犯対策を施している人はどれくらいいるのだろうか?

セコムはこのほど、全国の20歳~69歳の男女500人を対象に「日本人の不安に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。

約8割が治安悪化を不安視も、長期の旅行や帰省における

今後、治安の悪化や犯罪が増加する可能性があると思う人は全体の76.8%(「そう思う」(29.2%)「どちらかといえばそう思う」(47.6%)の合計)に上り、3年連続で増加した(2023年76.0%、2022年71.0%)【図1】。

【図1】今後の治安悪化・犯罪増加の可能性

治安悪化が不安視されるなか、長期の帰省や旅行で家を無人にするときの防犯対策について聞くと、46.6%の人が「実施していることはない」と答えた。一方、防犯対策を講じている人では、「ドアをワンドア・ツーロック(二重鍵)にする、窓の補助錠をかける」(26.4%)が最も多いことがわかった【図2】。

【図2】長期の帰省や旅行で家を無人にするときに実施している防犯対策(複数回答)(n=500)

なお、今年の夏に宿泊を伴う帰省や旅行の予定があるか聞くと、37.0%の人は「予定がある」と回答した【図3】。年代別で見ると若年層ほど帰省や旅行を予定している割合が高く、20代・30代では約5割になった【図4】。

【図3】この夏、宿泊を伴う帰省や旅行の予定有無

【図4】年代別この夏宿泊を伴う帰省や旅行の予定(各年代 n=100)

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