猛暑日が続く今日この頃。「最高気温●℃」「熱中症アラート発令」といった話題が連日上がり、日傘や日焼け止めなど、お出掛け時に暑さ対策が欠かせないという人も多いことだろう。
そんな中、リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、47都道府県在住の20代~50代を対象に「『日本で一番暑い』と聞いてイメージする都道府県」に関するアンケート調査を実施。1,063名から有効回答を得て、その結果をランキング形式にて発表した。
『じゃらん』暑い都道府県イメージランキング
暑い都道府県イメージ1位は埼玉県が獲得し、2位に「沖縄県」、3位に「群馬県」、4位に「岐阜県」、5位に「京都府」と続いた。以下は、1~5位にランクインした都道府県の詳細となる。
Q.「日本で一番暑い」と聞いてイメージする都道府県を教えてください(3つまでの複数回答)
1位:埼玉県
「熊谷があるから」「最高気温がでたことがある」「ニュースでよく見る」という声が多く集まった埼玉県。熊谷市では最高気温41.1℃を観測したことから、“日本一暑い街”として度々ニュースでも紹介されてきた。そんな熊谷市には、日本のさくら名所100選に選ばれている「熊谷桜堤があり、春には桜のトンネルと菜の花が織り成す美しい景色を楽しむことができる。
また広大な敷地を誇る「国営武蔵丘陵森林公園」も近く、アスレチックや遊具がそろい、夏には巨大なじゃぶじゃぶでの水遊びができるなど、さまざまなイベントとともに四季折々楽しむことができる。そのほか埼玉県には「さいたまスーパーアリーナ」「西武園ゆうえんち」「東武動物公園」「鉄道博物館」など、熱狂したり、夢中になれるアツいスポットが満載だ。
2位:沖縄県
「日本最南端の県だから」「南国だから」というコメントと並んで「夏といえば沖縄のイメージ」「常夏のイメージ」の声が見られた沖縄県。1月には桜が咲き5月には梅雨入りするなど、本州とは違う季節感で、一年を通じて気温があたたかく、真冬でも10℃を下回ることがほとんどないのが特徴だ。
地域特有の動物と出合える水族館や動物園、オキナワブルーに輝く海と空やグルメ、本島から離島まで数多くの観光スポットがあり、国内でリゾートステイがかなうことから、旅行の行き先としても選ばれることが多い沖縄県。友人や恋人、ファミリーまで、訪れるたびに新しい発見がある点が魅力だ。
3位:群馬県
「ニュースでよく見る気がする」「館林が暑かった」など、メディアで見かけるというコメントに次いで、実際行ってみた実感の声も寄せられた群馬県。伊勢崎市や桐生市、前橋市などで39℃を超える気温を観測したことがあるようだ。
桐生市といえば、幅広で薄めの麺が特徴の「ひもかわうどん」が名物。喉ごしがよいのが特徴で、暑い季節には冷たいざるうどんがおすすめ。そんな群馬県は、日本三名泉のひとつ「草津温泉」を有する県だ。「自然湧出泉として湯量日本一」「源泉かけ流しの天然温泉」「強力な殺菌力を誇る温泉」として、1,800年余も昔から愛されている良質の名湯としても知られ、昼夜街歩きを楽しむことができる。
4位:岐阜県
「暑い街の話題でよく取り上げられている」「今日の最高気温でよく上位に入っている」というコメントが集まった岐阜県。「多治見市がとにかく暑い」とのコメントもちらほら見られ、実際に41℃に迫る気温を観測したこともあるのだとか。
本州のちょうど真ん中あたりにある岐阜県は、織田信長と縁の深い岐阜城や、日本三名泉のひとつ「下呂温泉」など観光スポットがたくさんある。中でも『じゃらん』人気観光地満足度ランキング2024東海で1位に選ばれた「奥飛騨温泉郷」は、温泉はもちろん、美しい景色を眺めながらのサイクリングやトレッキングなど、大自然と一体になれるアクティビティも充実している。
5位:京都府
「盆地なので夏は暑いイメージ」と地形に関するコメントがずらりと並んだ京都府。歴史的な建造物から伝統的な文化を感じられる場所まで、魅力的な観光地が数多くある同府。
その一方で、実は暑さを忘れるような涼しい川床でのランチやひんやり抹茶スイーツ、夜時間を活用したライトアップイベントが開催されるなど、涼やかに過ごせるポイントもたくさんある。京都市内はもちろん、少し足をのばして丹後の涼絶景や海遊びを満喫するのもおすすめだ。
<調査概要>
インターネット調査/ 調査時期:2024年5月22日(水)~2024年5月24日(金)
調査対象:47都道府県在住20代~50代/ 有効回答数:1,063名(都道府県:MA、選んだ理由:FA)
出典:リクルート
構成/こじへい