コンチネンタルタイヤが上質な乗り心地を追求したスタッドレスタイヤ「VikingContact 8」を発売、15インチから22インチまで57サイズで展開
2024.08.15コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、プレミアム·スタッドレスタイヤの新製品、「VikingContact 8」を2024年9月1日より発売する。サイズは15インチから22インチまでの全57サイズで、今後も拡大予定。価格はオープンとなる。
ウィンター性能だけでなく環境性能と快適性能を向上
従来品の「VikingContact 7」は、2018年の発売以来、世界中のプレステストで一貫して優れたパフォーマンスを発揮し、30回以上のテストで勝利を収めている。最新テクノロジーを投入して開発した「VikingContact 8」は、前モデルの強力な雪上および氷上性能をさらに強化した上、転がり抵抗の改善やノイズの低減などプレミアムである要素を兼ね備える。これにより、ウィンター性能を向上させるだけでなく、環境性能と快適性能に対する期待にも応えることができ、冬のドライビングを新たなレベルに引き上げる。
【製品特徴】
・あらゆる路面状況における優れたウィンター性能
・進化したディレクショナル・パターン設計により、ロードノイズの低減とドライビングプレジャーを両立
・転がり抵抗の改善により、CO2 排出量の削減など、サステナビリティに貢献
・様々なパワートレーンに適合、EV の航続距離の延長にも寄与
■最新世代のノルディック・コンパウンド
最新世代のノルディック・コンパウンドは、シリカとの相互作用が改善された独自のアイスポリマーを特徴としている。氷の路面でのブレーキングやコーナリング時に優れたグリップ力の向上を実現し、極寒の条件下でも柔軟性を保ち、雪や氷の上で優れたグリップとトラクションを確保する。
■3レイヤー・サイプ
ショルダー・ブロックにある新しい 3レイヤー・サイプは、ストレート、ジグザグ、波型の3 つの異なる形状を持つ、多機能なデザインとして開発され、さまざまな気象条件に対応して優れたトラクションを発揮する。
■パターンレイアウトとコンパウンドの相乗効果による快適性
VikingContact 8では、コンパウンドが、走行中に発生する振動や騒音などの不快な要素を吸収し、車内ノイズを軽減。新しい回転方向のあるパターンレイアウトとの相乗効果で、より快適な静粛性を実現する。新しいパターンレイアウトは、接地面の形状を改良し、トレッドブロックの配列を最適化。その結果、妥協のないウィンター性能だけではなく、外部への騒音による環境への影響を最小限に抑えた。全サイズで欧州タイヤラベリングの「ノイズレベル」で「A」を獲得している。
■エネルギー効率を向上するトレッドパターン、コンパウンドと構造
新設計のパターンとコンパウンドの組み合わせにより、走行中のタイヤ内部の変形を軽減。エネルギー損失を最小限に抑制し、転がり抵抗を低減する。また、カーカスとインナーライナーに熱損失しにくい新素材を使用することで、エネルギー損失が減り、さらなる転がり抵抗の低減を実現した。転がり抵抗の低減により、燃費(電気自動車においては航続可能距離)の向上に貢献。主要サイズで欧州タイヤラベリングの「転がり抵抗性能」で「A」または「B」を獲得している。
【発売サイズ】
関連情報:https://www.continental-tires.com/jp/ja/
構成/土屋嘉久