オールブランの摂取で、排便回数が約 1.4 倍、排便量が約 1.9 倍に増加
最後に日本ケロッグ合同会社のマーケティング本部 上西理奈子氏と研究開発部 木村千晶氏より、同社の「オールブラン」製品についての紹介があった。オールブランの特徴は、小麦ブラン(小麦の外皮)を原料とした発酵性食物繊維豊富なシリアルであること。腸内環境の改善と便通の改善の両効果を持つ機能性表示食品だ。
オールブランの効果については、1食あたりの発酵性食物繊維量が他の食品と比較して圧倒的に多く、摂取により排便回数が約1.4倍、排便量が約1.9倍に増加するというデータも示された。
オールブランが便秘にいいことは筆者も知っていたが、あのボソボソの食感が苦手で、いままで手が伸びなかった。だが、これだけの科学的根拠があるのならば、検討の余地がある。筆者のように苦手意識を持つ人に対してケロッグがすすめている養蜂が、日常の食事へのちょい足し。「オールブラン腸活部」というコミュニティサイトでちょい足しのアイディアを募集したところ、サラダ、スープ、納豆ご飯、スイーツなど様々なアイディアが寄せられたそうだ。
1食分(40g)を何回かに分けて“ちょい足し”で摂る目安として、セミナーで提供されたメニュー。左から、冷奴のトッピング、カボチャスープのトッピング、ヨーグルトへのトッピング
取材・文/桑原恵美子
取材協力/日本ケロッグ合同会社