セルスター工業は、360度撮影が可能なドライブレコーダー「CS-363FH」を発売した。価格はオープン。実勢価格は60,000円前後。
専用の別体カメラおよび既存のバックカメラを利用することで後方撮影も可能に!
「CS-363FH」は、フロントカメラと車内カメラを搭載したドライブレコーダー。2つのカメラで前方180度と車内180度の360度を録画するので、前方と車内それぞれ撮るエリアを湾曲のないレンズ中心で捉えることで歪みが少ない映像を記録することができるうえ、上下(垂直方向)の視野角も広いため、様々なタイプの車両でも信号や標識などもしっかり記録することが可能。さらに、車内カメラは、赤外線LED搭載の暗視カメラを採用しているので、夜間の車内もしっかり録画することができる。
また、両カメラともに、少ない光量でも鮮明に録画できる「STARVIS IMX307」を採用し、光量の少ない夜間・トンネル内などの場所でも鮮明でクリアな映像を記録できる「ナイトクリアVer.2」機能も利用可能。フルハイビジョン録画に対応するほか、白とびや黒つぶれを抑えるHDR(ハイダナミックレンジ)も搭載する。
このほか、災害・危機管理通報サービス「災危通報」表示に対応し、危険なエリアを警告音と画面表示で事前に知らせる「GPSおしらせ機能」や、エンジンオフで最大12時間録画する「パーキングモード機能」なども搭載する。
本体サイズはW110×D30×H54mm(突起部含まず)、重量は122g。32GBのmicroSDカード(クラス10)が付属する。
なお、同製品には、リアカメラは搭載していないが、オプション品の専用別体カメラ「GDO-51」や既存のRCA接続バックカメラを利用することで、後方録画が可能となる(既存のバックカメラ接続には別売りのRCA変換ケーブルセット「GDO-52」が必要)。
製品情報
https://www.cellstar.co.jp/products/recorder/cs/cs-363fh.html
構成/立原尚子