羽田空港において当該塗料を塗装したNV100クリッパーバンで評価を行ってきた
リアルワールドでの自動車用自己放射冷却塗装の効果と耐久性の検証では、羽田空港にて2023年11月から1年間の実証実験を実施。ラディクール社の日本法人の販売代理店を務める日本空港ビルデングの協力で、ANAエアポートサービスが空港で日常的に使用しているNV100クリッパーバンに当該塗料を塗装して評価を行ってきたそうだ。
日産アリア、サクラ、リーフといったEVにもぜひ採用してほしい塗装技術だ
トラックや救急車だけでなく、一般車両、とくに日産サクラやアリア、リーフのような電気自動車(EV)への適応にも大いに期待したいところで、オプション塗装として追加料金になったとしても、とくに電気自動車(EV)の夏のエアコン使用時の航続距離が伸びるのであれば、電気自動車のオーナーとしては大歓迎されるに違いない。そう痛感するほど、今年の夏は猛烈に暑い・・・。
文/青山尚暉
写真/日産 雪岡直樹(日産アリア/日産サクラ)