働く自分たちも“楽しくウェルビーイングであること”を意識
D:ViewBEはスタートアップということで、今後のビジョンなどを教えてください。
鈴木:現在はメインメンバーが3人で、その他はお医者さんや美容師さん、エンジニアさんなどスペシャリストの方とお仕事をしています。もし今後従業員が増えたら、働きやすい環境や福利厚生なども整えていきたいです。
Faview自体が「ライフスタイルを提案する」サービスなので、パートナー企業さんや提携している皮膚科や病院、美容室などと合わせて、メンバーのみんなが朝起きてから寝るまでの間で必要なもののサポート体制を作っていきたいです。
また、海外拠点も作っていきたいと思っています。
D:拠点の候補はありますか。
鈴木:アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスを視野に入れています。実は、今一緒に仕事しているメンバー2人がディズニーが大好きで。(カリフォルニア州の)アナハイムに「絶対に行きたい」と。アメリカに拠点を出すならもともとロスがいいと思っていましたが、ロスに拠点を作ればディズニーにも行き放題です(笑)。メンバーがワクワクすることをやっていかないと、頑張って働くだけだと夢がないので。
D:メンバーの好きな場所、ワクワクできる場所に拠点を作りたいのですね。
鈴木:私たちの仕事はパソコン1台あれば、遠隔でグローバルにできます。メンバーにとって何がワクワクするかっていうと、2人はディズニーなんですね。私は「私がやりたいこと」を2人にサポートしてもらっているので、「彼女たちがやってみたいこと、やりたいことをどうやったら一緒にやっていけるのか」を考えています。
D:働く環境を整える上で、メンバーが幸せな気持ちでいられることも大切ですよね。今後のロス拠点を考えるとワクワクしますね。
鈴木:メンバーとは、「漫画の『ONE PIECE』だよね」って言っています。よくわからないけど、「海賊王に俺はなる!」みたいな感じで、「これをやる!」ってやりたいサービスや事業についてずっと口に出しています。そんな私のやりたい事を、「できることで支えるよ」と言ってくれるメンバーなので、本当にありがたいです。
D:最後に、今後Faviewが目指すものを教えてください。
鈴木:Faviewとして、「一般の女性が髪の毛で悩まない、悩んだとしても自分がどうしたらいいのか分かる世の中」を作りたいです。そのためには、自分自身の髪の毛や体の状態を知ってもらわないといけません。どうすれば本人に状態を分かってもらえるか。ファーストステップとしてまず「知ってもらいたい」ので、そこが最初にミッションとしてやらなければいけことだと思います。
そこをクリアしたら、一般の方が楽に、楽しく、自分の健康を持続できるようなアイテムやツールに意識が向くようになると思います。まずは一般の方の近くでどれだけ私たちが接点を持てるかだと思います。一社だけでは何もできないので、パートナー企業さんの存在もすごく大きいです。
女性の頭皮・髪悩みにライフスタイルからアプローチするFaview。大手企業と連携しながら、海外拠点も見据え、今後も女性たちのウェルビーイングな生活をサポートしていく。
取材・文/コティマム 撮影/黒石あみ