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頭痛持ちの既婚者の2人に1人が「夫婦の生活リズムにズレがある」

2024.08.08

多くの人を悩ませる頭痛。この頭の痛みが恒常的にあることで、夫婦生活にはどのような支障が出るのだろうか?

大正製薬はこのほど、全国の頭痛もち1000人と頭痛もちではない1000人を対象に「頭痛もちに関する夫婦の実態調査」を行い、その結果を発表した。

頭痛もちとは、検査をしても頭痛を引き起こす病気が見つからないのに、慢性的な頭痛に悩まされている人のことを指す。

前回の調査では頭痛もちではない人の約8割は、パートナーの痛みやつらさを「理解したい」と考えている一方で、頭痛もちの人の約2人に1人は「共有しない」とコミュニケーションギャップがあることが明らかになった。今回は「頭痛」に関するコミュニケーションギャップによる、日ごろの生活への影響を調査した。

頭痛もちでない人の8割が夫婦の生活リズムにズレはないと回答

前回の調査では、頭痛もちではない人の約8割が、頭痛もちを「理解したい」と考えている一方で、頭痛もちの約2人に1人は「共有しない」とコミュニケーションギャップがあることが明らかになった。そこで、実際の生活においてズレを感じたことがあるのかを聞いた。その結果、頭痛もちでない人の8割(82.5%)が生活リズムのズレはないと回答した一方で、頭痛もちの約2人に1人(43.6%)はズレがあると回答した。

実際にどのような場面でズレがあるのか聞いたところ、頭痛もちの45.8%が頭痛により休日の過ごし方を変更したことがあると回答した。また、一部回答では「デートの行き先や日時を変更した」「外出を中止して帰宅した」なども見られた。頭痛もちの約半数は頭痛により生活予定を変化せざるを得ないようだ。

一方で、頭痛もちでない人の約8割(77.1%)は、パートナーの頭痛が原因で休日の過ごし方を変更したことがないと回答した。このことから、日ごろの生活において頭痛もちは頭痛が原因でやむなく自身の予定を変更していることや、パートナーとの予定を変更したいことを伝えられていないと言えるだろう。こうしたコミュニケーションギャップがあることで、頭痛もちでない人はズレがあるとは思わず過ごしているのかもしれない。

生活リズムのズレに関する認識のギャップが起きる理由とは

ではなぜ、頭痛もちと頭痛もちではない人の間で、認識にギャップがあるのだろうか。頭痛もちに向け、頭痛のとき迷惑を掛けたくないと無理をしてしまうことがあるのかを聞いたところ、新婚夫婦の半数以上(60.7%)があると回答した。パートナーに合わせているからこそ、生活のズレについて認識の違いがあるのかもしれない。

一方、熟年夫婦は無理をする頭痛もちが半数以下(46.2%)という結果となった。前回の調査結果にもある通り、結婚歴が長くなるほど、パートナーが頭痛が原因で悩んでいることに気づきにくくなることがわかっている。

熟年夫婦は頭痛が起きても無理をしないようにしているからこそ、そもそも頭痛が起きていることに気づきにくいことがうかがえる。頭痛が起きたときに相手に合わせて無理をしないことは信頼関係の現れである一方で、ひとりで頭痛を対処する傾向が強いと言えるのかもしれない。

頭痛でつらいとき、パートナーにしてほしいことを聞いたところ、1位「安静にできる環境を提供(50.5%)」、2位「仕事や家事を休むように提案(48.5%)」、3位「家事をする(34.1%)」と回答した。頭痛でつらそうなときにパートナーにしてあげていることを聞いたところ、1位、2位は同様で3位「薬の服用を推奨する(32.6%)」と回答に差がみられた。

第1弾の調査結果にもあるように、頭痛もちの人は約8割が頭痛薬を飲んで頭痛に対処している。頭痛薬は飲んでいる前提で、パートナーには生活する上でのサポートをしてもらえるとありがたいと感じる人が多そうだ。

本調査は、私たちが頭痛もちの皆さまにどのように寄り添うことができるのかを知るためのアクションとして取り組まれた。

前回の調査では、頭痛もちの頭痛のつらさをお互いに理解し合うことは、たとえ理解し合いたい気持ちがあっても困難であることが見えてきた。だからこそ、パートナー、夫婦、家族が頭痛のつらさを理解するためにはコミュニケーションギャップを埋めることが重要であることがわかった。

今回の調査では、夫婦間の頭痛に関するコミュニケーションギャップがあることで実際の夫婦生活においてギャップは起きていないのか調査した。頭痛もちの人は頭痛によって生活リズムのズレを感じていたり、休日の過ごし方を変えたり、外出を中止して帰宅したりするなど、頭痛に振り回されながら生活していることがうかがえる。また、なるべく迷惑をかけないように無理をして合わせている人も多く、パートナーから夫婦間で生活のズレが起きていることに気づかれにくい状況にあることも見えてきた。

夫婦生活に支障をきたさないためにも頭痛もちと頭痛もちでない人双方がコミュニケーションを取ることが重要であり、日々の生活においてもお互い理解を深め、サポートし合えることでよりよい関係が構築できるヒントになりそうだ。

出典:大正製薬株式会社

構成/こじへい

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