1978年にジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の日本公開を機に第一次ブームが起こり、80年代後半のバブル期に第二次ブームが巻き起こった「ディスコ」。当時の盛り上がりを知る50代以上の女性のうち、何割程度が当時ディスコへ行ったことがあるのだろうか?
50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する、ハルメク 生きかた上手研究所はこのほど、50~86歳のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性490名を対象に「ディスコ体験に関する実態・意識調査」をWEBアンケートにて実施し、その結果を発表した。
ディスコに行ったことがある人は58.8%(288名)
ディスコに行ったことがある人は58.8%(288名)で、およそ6割が経験あり。最も通っていた年代は、「18~23歳頃」が79.9%と最も多く、次いで「24~29歳頃」が14.6%という結果になった。
「今、ディスコに行ってみたい」と回答した人は21.0%
「今、ディスコに行ってみたい」と回答したのは、21.0%。過去にディスコに行った経験がある人で、「今、行ってみたい」と回答した割合は30.6%と高いが、ディスコ経験のない人は7.4%と、今、行ってみたい意向には大差がある。
ディスコに行ったことがある人の割合と、今、ディスコに行ってみたい人との割合とを掛け、そこに現年齢(2024年時点)を回答者数でプロットすると、現年齢60代後半~70代前半と、現年齢60歳前後にボリュームゾーンがあることがわかる。前者は1次ディスコブームの時期に、後者は2次ディスコブームの時期 に、18~23歳頃(ディスコ体験年齢が最も多い)を過ごしている。現在63~64歳の人は、その年代の頃に、両方のブームを経験している。
[1] 1978年、ディスコを舞台にした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の公開を機に、爆発的かつ世界的な広がりをみせたのが、1次ディスコブーム。80年代後半のバブル経済期に全盛を迎え、多人数の客の踊る大規模なディスコが大都市を中心に全国的に流行したのが、2次ディスコブーム。 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
ディスコへ行っていた理由は、「流行っていたから」「友達とワイワイガヤガヤするのが好きだったから」という人が多い結果に
ディスコの主軸である、「音楽」・「踊る・ダンス」の2大要素より、「流行っていたから」「ワイワイガヤガヤ」という要素のほうが、行く理由としては強かった。