コウチワタルのMONO ZAKKA探訪
意外と便利だったハンディファン『abbi FAN TURBO』
40年近く生きてきて、少なくとも20年前の夏には目にしなかった今のスタンダードの1つがハンディファンだと思う。今では夏場にハンディファンを目にしない日はなく、毎年のように新しい製品が登場している市場でもある。そんなハンディファンの分野に新しい製品『abbi FAN TURBO』が登場した。
この製品、今までのハンディファンとはちょっと違うデザインをしている。実際に購入して使用した感想も含めて今回はこのハンディファンを紹介していく。
『abbi FAN TURBO』とは?
『abbi FAN TURBO』は株式会社ロア・インターナショナルから24年4月に一般販売されたばかりの新製品である。いわゆる充電式のハンディファンなのであるが、バッテリー残量を示すLEDディスプレイ、様々な場所に取り付けられるストラップなど、ユーザーのニーズを汲み取った製品設計となっており、これからハンディファンの購入を検討するのであればぜひ選択肢に加えてもらいたい製品である。本体のサイズは59mm×52mm×150mm、重量は160g、本体への給電方式はUSB Type-Cケーブルを使用する(付属品にも含まれる)。
『abbi FAN TURBO』の特徴
◆独特なデザインのストラップが見た目の印象以上に便利
実をいうと、最初にこの製品のデザインを目にした際の印象は「いけてない」であった。その1番の要因が独特なデザインのストラップ。
このたるんだデザインのストラップが何とも中途半端な気がして、整ったデザインが好みの自分としては受け入れられないと思ってしまったのだ。ところが、少し考え直し、さらに実際に使用してみるとその印象が変わったのである。
まずこのストラップ、例えばカラビナのように本体からはみ出すわけではなく、むしろ本体と一体化したデザインをしているので、ストラップを使用しない場面では邪魔にならない無駄のないデザインになっている。ストラップ自体は手触りのよいシリコンを素材にしているので、グリップと一緒に握っても握りやすさは変わらないか、むしろ程よい滑り止めになってくれるのである。ストラップとグリップの間に指を入れれば落下防止用のストラップとして使用することができる。
続いてストラップをフルに使用するシーンを考えてみよう。本製品で想定されているストラップの使用方法としては、例えばベビーカー、ランニングマシーン、自転車のハンドルに取り付けることが挙げられる。別途パーツを使用することなく本体と一体化したストラップを使用するだけで取り付けることが出来るのは大変便利だ。特に子育てをしている人であればモノを失くすリスク、忘れるリスクを低減したいもの。その点では独立したパーツを使用しない、というのは両方のリスク低減に繋がるものと考えている。
また、別途カラビナ等は必要になるもものの、ストラップを使用することで本体を直接腰からぶら下げることも可能だ。
なるべく外出時の持ち物を減らしたい私としては、極力バックを使用せずに外出している。そんな私にとっては腰からぶら下げられる選択肢があるというのはとてもありがたいのだ
◆外出時の先で電池切れ、そんな悲劇を防ぐためのLEDディスプレイは必須の機能
この製品を購入したきっかけのひとつはバッテリー残量を示すLEDディスプレイの存在だ。
それまで使用していたハンディファンにはバッテリー残量を示す機能がなく、いざ外で使用しようとするとバッテリーが切れていた、ということがたまにあった。自分だけの問題であれば我慢ふることもできるが、まだ小さい子どものために使用することを考えるとこれはどうにかしたい課題であった。本製品では使用時に常に(風量表示の時以外)ディスプレイにバッテリー残量が表示されるため、充電するためのリマインドになるし、普段使用する時から風量を調節するなど節約のきっかけにもなる。あえてデメリットを挙げると、このディスプレイ表示は常時点灯されるため、夜間など暗い環境では眩しく感じるし、この表示自体がバッテリーを消耗するということだろうか。この点は使用する環境によっては見過ごせない人もいると思われるので考慮した方が良いだろう。
◆風量は5段階調節に加えた無段階調節も可能
本製品ではボタンを押すごとに、風量をスイッチオフ→1%→25%→50%→75%→100%→スイッチオフと切り替えることができる。
一点気になったのは、スイッチオフする場合も必ずこのループを辿らないといけない点である。つまり風量25%で運転している状態からは4回ボタンをクリックしないとスイッチオフにすることができない仕様になっているということである。出来ることならボタンを長押しすることで直接スイッチオフになる仕様にして欲しかった、というのが個人的な感想である。なお、スイッチオフ以外の状態からボタンを長押しすることで、1%ずつ風量を上げる無段階調節が可能となっている。ただし、この操作は風量を上げる方向にしか機能しないため、風量を下げるには一度スイッチオフして1%から再開するしかない。ボタンが一つしかないためにこのような操作仕様になっているわけだが、ここも個人的にはボタンを2つにしてでも風量の増減の両方向に調整できるようにして欲しかった、というのが正直な思いだ。
本製品では14000RPM回転するBLDCモーターを搭載し、最大6.5m/sの強力な風を生み出す点も特筆すべき点だ。実際のところ100%の風量を顔に向けると息苦しくなるくらいの強い風量に驚かされた。屋外など空気の流れが妨げられるような環境でも十分に風を届けてくれる点で実用性も兼ね備えた製品だと感じている。
『abbi FAN TURBO』を購入するには
『abbi FAN TURBO』のカラーラインナップはライトベージュ、ダスティピンク、ミントグリーン、アイスブルーの4種類。いずれも大人でも違和感なく持ち歩けるさり気ないカラーリングである。なお、今回紹介したのはライトベージュのカラーになる。価格は税込3,280円で、全国の家電量販店、雑貨店のほか、Amazon等からも購入することができる。
■関連情報
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000216.000089263.html
文/Wataru KOUCHI
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使い方いろいろ!3WAYハンディ扇風機
夏の暑い日に外出する時、手持ちスタイルの3WAYハンディ扇風機はまさに救世主。スマホをしっかりホールドしながら、片手で涼しい風を感じることができます。特に長い通勤時間や散歩中でも快適に過ごせます。
オフィスのデスクで活躍!
オフィスでのデスクワーク中に卓上スタイルでセットすれば、エアコンの風が届かない席でも自分だけの涼しさを確保できます。上司が「会議が長い」と嘆いている間も、自分はひっそりと涼しい風を楽しみつつ、快適な作業環境を整えましょう。
ランチ休憩中にはリフレッシュアイテムとしても最適です。誰もが羨むオフィスライフを手に入れましょう!
首掛けスタイルでハンズフリー!
フェスやバーベキュー、ピクニックなどの野外イベントでは、首掛けスタイルが大活躍。両手を自由に使いながら涼しさをキープできるので、写真撮影や動画撮影、ライブ配信も楽しめます。
手がふさがらないので、アクティビティ中の使い勝手も抜群です。
料理やDIYの頼れる相棒!
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スポーツ観戦やカフェタイムに!
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寝苦しい夜の救世主!
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静音設計なので、寝るときにも騒音を気にせず快適な眠りをサポートしてくれます。
「スマホホルダー付き3WAYハンディ扇風機」は、夏の様々なシーンで大活躍するアイテム。手持ち、卓上、首掛けと3つの使い方ができる便利なデザインで、スマホホルダーとしても多用途に活用できます。
猛暑を快適に乗り切るために、このハンディ扇風機をぜひ手に入れてください!