新NISAがスタートして約半年。投資をはじめた人たちにどのような変化があったのだろうか。
GA technologiesが運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」は、20代~60代の男女1,202人を対象に2024年3月に実施した調査「投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査」(※1)の追加分析を実施し、本調査の第2弾として発表した。
(※1)株式会社GA technologies「ネット不動産投資のRENOSY、『投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査』を実施」(2024年3⽉28⽇発表)
投資を始めて起きたポジティブな変化、不動産投資経験者は「将来・老後への不安が軽減した」ネガティブな変化は「チェックをするのが面倒」
投資を「現在やっている」と回答した人に対し、「それぞれの『投資サービス』を始めて起きたポジティブな変化は何ですか?」と質問。
さらにその中から、NISAおよび不動産投資経験者に注目して比較すると、NISA経験者は「学びが増えた」(37.7%)、不動産投資経験者は「将来・老後への不安が軽減した」(62.3%)が最も多い回答となっていた。
NISAは国民の資産形成を応援する国の税制優遇制度であることから、制度を通じて世の中を知るきっかけとなりえる。
不動産投資は、実施目的次第では、完済後には家賃収入を得ることが可能だ。このように、各投資サービスの特性が反映されていることがうかがえる。
「それぞれの『投資サービス』を始めて起きたネガティブな変化は何ですか?」と尋ねたうえで、そのうちNISAおよび不動産投資経験者のネガティブな変化を比較。
NISA経験者は「損をしないか心配」(44.9%)、不動産投資経験者は「チェックをするのが面倒」(46.4%)が最も多い回答となった。
NISAと不動産投資どちらも40%以上が「損をしないか心配」と回答した要因のひとつは、投資サービスは元本保証が性質上できないことにあると考えられる。
また不動産投資においては、常に状況を確認する必要はないものの、入居状況やローンの残債などを把握する必要があるため、「チェックをするのが面倒」という回答が増加したようだ。