キャプテンシートの豪華さでダントツの新型アルファードは6位にランキング
そしてついに6位にランキングされるのが、新型アルファード&ヴェルファイアのエグゼクティブパワーシート仕様の最大510mmである。もっとも高級なミニバンなのに6位かっ!!と残念がることはない。そもそも2列目席膝周り空間=ニースペースの870mm、800mmが過剰であり、むしろ足元が広すぎて落ち着かない・・・と感じることもあるぐらいで、フルリクライニング&オットマンが使える510mmでもクルマの後席として広すぎるぐらい広い。しかも、仕立て、装備類を加味すれば、当たり前だが国産ミニバン最高峰の豪華さ、居心地の良さ、快適装備の充実度ある2列目キャプテンシートであると断言できるのだ(レクサスLMは別格として)。
ミニバンの特等席である2列目席の足元の広さ=ニースペースだけで快適性が計れるわけではないが、狭いより広ければ広いほうが、リラックス感が高まるのは当然で。ミニバン選びのひとつの参考にしていただきたい。
文・写真・計測/青山尚暉