Luma AI 「Dream Machine」を使ってみよう
続いてご紹介するのは、Luma AIの「Dream Machine」です。Luma AIはもともと3Dモデルを作成していた会社のようですが、動画生成AIの分野で一気に話題となっている「Dream Machine」をリリースしています。
この「Dream Machine」も無料で試してみることが可能です。
(1)アカウントを作成
「Try Now」を押してみると、Googleアカウントでのサインインのみが可能な状態でした。今後増えていくのかもしれませんが、執筆時点ではGoogleのアカウントが必須です。
(2)「Creations」
ログインすると、プロンプトを入力する画面になります。ChatGPTをはじめとしたLLMではおなじみとなったテキストの入力欄があるので、こちらにプロンプトを入力すればOKです。
また「Runway」と同じく、元にする画像を選択することも可能です。ただこちらも英語で書くのが基本だったり、ルールのようなものがあるので、そのあたりを詳しく知りたい方は入力欄の下にある「Prompt Guide(プロンプトガイド)」を参照しましょう。
「Dream Machine」も、プロンプトが思いつかなくても試すことができます。プロンプト入力欄のすぐ下に「Idea(アイデア)」が表示されているので、それをそのまま使ってみるのもよいでしょう。
プロンプトを入力し、上矢印ボタンを押すことで動画の生成が始まります。しばらく待ちましょう。
こちらで作成される動画は、無料版では5秒。カメラアングルやテイストを指定するツールは無いので、プロンプトで細かく指定する必要はあります。とっつきやすい反面、細かいクオリティを追求して理想の動画を作成していくのは難しいかもしれません。
AIによる動画生成サービスまとめ
今回の記事では「Gen-2」と「Dream Machine」、誰でもすぐに試すことのできる動画生成サービスを紹介しました。
執筆時点での有名どころを選びましたが、どんどん新しいサービスが出てきている領域です。紹介したサービス自体もバージョンアップで使い方が大きく変わることも考えられますので、最新情報はご自身でチェックしてみてください。
また、ニュースキャスター風の動画を作成する「HeyGen」など、特定用途の動画を作成するサービスも徐々に出てきていますので、新しいものを探してみるのも良いかもしれません。
※生成AIの著作権については、さまざまな見解があります。最新の動向や法的な観点については、各専門家に相談の上、適切にご判断ください。
森 一弥(もり かずや) https://twitter.com/dekiruco
アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリスト。 テレワーク推進の波に乗り、某有名SFアニメの聖地である箱根に移住。アニメや漫画、甘いものとかっこいいクルマをこよなく愛す、気ままな技術系エバンジェリスト。 AIやブロックチェーンなど先端技術とのデータ連携を得意とし、実証実験やコンサルティングの実績も多数。見聞きしたことは自分でプログラミングして確かめた上でわかりやすく解説することが信条。 現在は AI や IoTなどの普及啓発に努め、生成AI協会(GAIS)のエバンジェリストとしても活動中。