ダイソンは、風の力で自然なストレートヘアをつくる「Dyson Airstraitストレイトナー」を発売した。価格はオープン。カラーはセラミックピンクとダークブルー/コッパー(直販限定)の2色を用意する。
高温プレートを使わないから、過度な熱ダメージを防ぐ!
「Dyson Airstraitストレイトナー」は、昨年5月のアメリカNYで発表された製品。ヘアアイロンのように高温のプレートを使って髪をストレートにするのではなく、風の力で乾かしながら、髪をストレートにすることができるストレートドライヤーで、過度な熱によるダメージから髪を守り、濡れた髪を乾かしながらストレートに整えられる点が最大の特徴だ。
髪をスタイリングするには、髪の毛1本1本の内部の水素結合を切断し、その形状を変えることで形を記憶する必要があり、これには、高温の熱または水分が必須となる。しかし、本製品では、濡れた状態の髪から風の力でスタイリングすることで、髪の内部の水素結合が切断された状態から、乾かす過程で自然に再結合されるため、高温の熱を与えなくても、縮れ毛やうねりを抑えられ、自然なストレートに仕上げる。
また、同製品には、ダイソンのヘアケア技術の代名詞でもあるHyperdymiumモーターを採用。小型・軽量でパワフルなHyperdymiumモーターは、1秒間に約11.9リットル以上の空気を送り込み、最大3.5キロパスカルの風圧が発生。これにより、濡れた髪を乾かしながら、同時にストレートに仕上げるのに必要な風量を実現する。
さらに、インテリジェント・ヒートコントロールも搭載。ガラスビーズのサーミスタ(温度センサー)が1秒間に約30回、気流の温度を測定し、マイクロプロセッサーに送られ、ヒーターエレメントを制御し、風量が必要な温度を超えないようすることで、過度な熱によるダメージを防ぎ、髪の輝きやボリュームや動きを保ち、自然なストレートヘアを実現する。
本体サイズは高さ330×幅41×奥行60mm、重量は0.99kg(ケーブルとプラグを含む)。定格消費電力は1,200W。
なお、モードは、濡れた髪から使える「ウェットモード」のほか、乾いた髪から使える「ドライモード」も用意し、風温は「ウェットモード」が80℃/100℃/115℃、「ドライモード」が90℃/105℃/BOOST(最大温度)で設定可能だ。
製品情報
https://www.dyson.co.jp/hair-care/dyson-airstrait-press-release.aspx
構成/立原尚子